福井県高浜町で昨年9月、水上スポーツのスタンドアップパドルボード(SUP)を体験中だった女性=当時(29)=が漁船と衝突し、死亡する事故があり、敦賀海上保安部は9日、業務上過失致死容疑でSUPの女性インストラクター(35)と漁船の男性船長(83)を書類送検した。  インストラクターの送致容疑は同月5日午前、事故発生海域は漁船と遊泳者との衝突の危険性が高いとされているのに、女性への注意義務を怠った疑い。船長は前方注意を怠った疑い。  SUPはボードの上に立ってパドルをこぎ、水面を進むマリンスポーツ。同保安部によると、死亡したのは同県小浜市の看護師の女性で、友人ら計6人で体験講習を受けていた。インストラクターは事故当時、記念撮影をしていたという。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 インストラクターら書類送検=「SUP」体験中の死亡事故―海保