【サンパウロ時事】南米ペルーの法務・人権省によると、在任中の人権侵害で禁錮25年の刑に服しているフジモリ元大統領(83)が3日朝、心不全のため、リマ市内の収監先から病院に緊急搬送された。治療後、容体が安定したため転院したという。  2007年から身柄を拘束されているフジモリ氏は体調の衰えが著しく、近年は頻繁に入退院を繰り返している。昨年10月に動脈閉塞(へいそく)で心臓手術を受け、現在は日常的に人工呼吸器が必要な状態とされる。 【時事通信社】 〔写真説明〕ペルーのフジモリ元大統領=2018年1月、リマ(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 フジモリ氏、心不全で病院搬送=日常的に人工呼吸器―ペルー