過激派の連合赤軍による「あさま山荘事件」は28日、人質救出とメンバーの逮捕から50年を迎えた。長野県軽井沢町の現場付近に建てられた顕彰碑「治安の礎」には、県警軽井沢署員や当時の機動隊員らが訪れ、殉職した警視庁の機動隊員2人に黙とうし、献花する。  事件は1972年2月19日発生。銃で武装した連合赤軍メンバー5人があさま山荘に人質を取って立てこもった。9日後の28日、県警と警視庁の機動隊員が山荘に突入。メンバー5人を逮捕し、人質を救出した。  任務に当たった同庁第2機動隊隊長、内田尚孝警視長=当時(47)、2階級特進=と、特科車両隊の高見繁光警視正=当時(42)、同=が銃撃され殉職した。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 殉職警察官2人を慰霊=あさま山荘事件50年―長野県警