埼玉県鴻巣市のコウノトリ野生復帰センター「天空の里」で、つがいが一般公開されている。県こども動物自然公園(同県東松山市)から昨年10月にやって来た2羽で、愛称は雄(18)が「空」、雌(6)が「花」。同センターの約250平方メートルのケージの中で、仲むつまじく暮らしている。  同センターは、コウノトリの繁殖と放鳥を目指す全国4カ所目の施設として、昨年3月末に完成。コウノトリは市名の由来の一つとも言われており、市は「コウノトリの里づくり基本計画」を策定するなど、コウノトリを中心に人や生き物が暮らしやすい環境づくりを進めている。  入館料は中学生以下が無料、高校生以上が100円だが、4月28日まで無料で観覧できる。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 コウノトリのつがいを一般公開=埼玉県鴻巣市〔地域〕