大関に昇進した御嶽海との一問一答は次の通り。 ―大関になった気持ちは。 スタートラインにようやく立った。今まで以上に気を引き締めてやっていく。 ―口上の出来栄え、込めた思いは。 満点。部屋はもちろん、いろいろな人に支えられたし、つながることができた。その感謝の思いを込めた。 ―初土俵からの7年間を振り返って。 長かった。大関候補と言われてきたが、いろいろな人に先を越されて悔しかった。試行錯誤しながらつかんだのはうれしい。 ―奮起のきっかけは。 今いる地位に慣れているのでは、と言われた。まだ上を目指している自分がいた。ここにいる自分に嫌気が差したのが、材料になった。 ―どんな大関になりたいか。 土俵上では気迫ある大関に。下りたら、フランクな大関になれればいい。 ―大関としての目標は。 大関の地位でも優勝したいし、まだ番付が一つあるので、そこを目指したい。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕大関昇進の伝達を受け、記者会見する御嶽海=26日、東京都墨田区の出羽海部屋(代表撮影)