創部50年の節目で初出場を果たした読谷は、惜しくも初戦で敗退した。軽量のFWは序盤から密集戦や守りで奮闘。前半を7―7で折り返したものの、後半は相手の圧力に屈した。主将のSO島袋世は「勝利を届けたかったが、諦めずプレーできたのは良かった」と声を絞り出した。  部員のほとんどが読谷村と隣接する恩納村の出身。高校からラグビーを始めた選手も多い。その中で、推薦枠で初めて出場した今春の全国選抜大会に続く大舞台だった。島袋監督は「われわれは善戦した。負けはしたが、生徒を誇りに思う」と力を出し切った選手をたたえた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、攻め上がる読谷の松尾(中央)=28日、大阪・花園ラグビー場
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 読谷、善戦及ばず=高校ラグビー