一日の終わりのバスタイム。皆さんはどのような過ごし方をしていますか?好きな入浴剤を使って癒されたり、お風呂の中で音楽や読書を楽しんだり、または忙しくてシャワーだけで済ませてしまったりと過ごし方は人それぞれですが、少しでもその日の疲れをリフレッシュできる時間にしたいものですよね。今回は、いつものバスタイムの5分間でより疲労回復を促す方法をシャワー派さん・入浴派さん別にご紹介します。


疲労回復のポイントは「ふくらはぎ」

疲れを感じる体の部分は人によって違いますが、座っていても立ちっぱなしでも、一日の終わりは大抵足が重くなったりだるくなったりしてしまうものです。
特にふくらはぎは血液を心臓に送り返すポンプの役割がある一方で、疲労も溜まりやすい場所なのだとか。体が温まる入浴中に重点的に刺激することで、効率的に疲労回復を促しましょう。

1.入浴派さんへのおすすめ疲労回復法

全身入浴は体を芯から温めて冷えを予防するほか、副交感神経の働きを優位にして体をリラックスさせるためにとても大切です。それにプラスして、湯船に浸かったままの5分間で入浴効果を高めるマッサージ法をご紹介します。

疲労回復&むくみ改善の“ふくらはぎねじり”

1) 1min★1分程度足首を回します。お湯の中で行うことで関節がより柔らかくなりやすい状態に。

2) 2min★左足ふくらはぎの足首に右手を、ひざ下に左手を当て、雑巾絞りをするようなイメージで両手を逆方向へ動かしふくらはぎを強めにねじります。ねじる時に息をフーっと吐き出ながら1分続けましょう。

3) 3min★右足も同様に行います。

4) 4~5min★両手をグーに握り、指の第一関節で脚を挟み、足首から太ももの付け根まで流すように力を入れながらスライドさせます。老廃物を押し流すイメージで、片足1分ずつ続けましょう。

入浴して体が十分に温まった状態でスタートしましょう。

2.シャワー派さんへのおすすめ法

湯船で体を温める方が疲労回復効果は高いものの、疲れて入浴は面倒…という日もありますよね。そんな時に有効活用したいのがシャワーを使ったリフレッシュ法。
ただ体を流すだけでなく、シャワーには使い方によって水圧による疲労回復効果が期待できるそう。ここでは、上がる前の5分間を使ったシャワー活用法をみていきます。

疲労回復に“温冷シャワー”

1) 1min★40~42℃の少し熱めと感じるシャワーを、足先からひざ下にかけて1分当てます。

2) 2min★20℃前後の冷水を片足30秒ずつ当てます。

※両足を1分間冷やすと冷えすぎてしまう恐れがあるため、片足ずつ行いましょう。

3) 3~4min★少し熱めと冷水を2回繰り返します。

4) 5min★最後に38℃程度の少しぬるめのシャワーを足先からひざ下にかけて終了。

※ぬるめのシャワーで仕上げることによりリラックス効果を高めます。

熱いお湯と冷たい水を交互に体にかけることで血流を促進し疲労回復を促す方法です。通常通りシャワーを済ませ、上がる前の5分間で行いましょう。
今回は、いつものバスタイムにプラス5分で行う簡単疲労回復法をご紹介しました。どちらも手軽に実践できるものですので、ぜひトライして日々のリフレッシュに役立ててみてくださいね。

情報提供元: Tonoel
記事名:「 シャワー派・入浴派別の簡単5分疲労回復術を教えます!