筋力トレーニングでおそろかにされがちなのが首の筋トレです。しかし、実際のスポーツパフォーマンスにおいても、全身のスタイル形成の意味においても、首の筋トレは重要。そんな首の筋トレをするなら、タオルを使って首を前後左右に動かすやり方が効果的です。



首の筋トレはタオルを使って行う


首周辺の細かい筋肉群には、スポーツにおいて首を固定する働きがあります。格闘技やラグビーはもちろん、加速・減速で頭が振られる球技種目でも、首の強化は必須です。


また、体にいくら筋肉をつけても、首が細いと貧弱に見えるもの。カッコいいスタイルを形成するためにも、首を筋トレすることは重要といえるでしょう。


首の筋トレはタオルを使って行うのが基本。まずタオルの両端を持って、中央部分を後頭部にかけます。頭を前に倒して、首の裏側の筋肉が伸ばされた状態がスタートポジションです。


首の筋トレは側面も前面も行う


スタートポジションから両手でタオルを前に引いて抵抗を加えながら、ゆっくり頭を後ろに倒していきます。負荷をかけたまま、首を前後に動かすことで筋トレできるわけです。


首の筋トレは側面も行います。基本的には前後に動かす首の筋トレと同じですが、タオルは首を倒す側の手1本で持ったほうが、首の筋トレには効果的でしょう。タオルを強く引っ張って、首の力で全力で耐えるのです。


首の前面を鍛える筋トレは、両手の親指であごを下から押すことで抵抗を加えます。親指で負荷をかけながら、首を前後にゆっくり動かすことで首の前側を筋トレすることが可能です。


情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 首の筋トレはタオルを使って前後左右に動かす