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それは水分不足や睡眠不足。自律神経というと、精神的なものが大きく作用していると思いがちだが、悩みを抱えていない、活発な子どもも夜遊びをして睡眠不足で発症することがある!
さらに医師によると、健康な人でもベッドの上で横たわるなどでゴロゴロしていると、この病を発症する恐れがあるというのだ。この病には特効薬も確固たる治療法もない。
彼女は、目が覚めてもすぐには起き上がらず、ベッドの上でゴロゴロ。急に動くと、血液の流れがついて来られないため細かい動きで慣れさせた! ベッドから起き上がるときも、頭を一気に上げないように。着替えも座ったままで行った。
一方、少女の対処法は血圧をあげる薬を服用し、たっぷりの水分と塩分をとった。これで血液の量を増やし、体に巡らせることができる。
風呂あがりは、水圧からの解放と血管の拡張状態が重なり、一気に低血圧、貧血となる。失神してしまうリスクもある……なので風呂に入る前には梅干しを食べた。さらに、着圧ストッキングをはいて下半身に血液が溜まるのを防いだ。
最近では、岡山県などがガイドラインを作り「起立性調節障害」の子どもたちを支援する動きも出ているが、全国的にはまだ遅れている。
少女の母は自らチラシを作って熱心に娘の病気を学校に説明した。学校側も朝が難しければ途中からでも、給食だけ食べに来るでも大丈夫と、少女の病を理解してくれた。
こうして学校にはなかなか行けなかったが、それでも家でタブレットを使って受験勉強し、自己申告書に病気で欠席していたことを記載し高校受験に臨んだ。そして……見事合格、4月から高校に通い始めた。
我が子が朝起きない……怠けていると決めつけず専門医に相談を。(2021年4月20日OA)
ザ!世界仰天ニュース
放送日時:6月28日(火)19:00~22:54
(文章入ります)
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