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黒姫山の眺望 、 青々とした森と草原の美しい長野県信濃町 にある 黒姫童話館 。
「ミヒャエル・エンデ」や「松谷みよ子」を中心とした、 日本と世界の童話や絵本、そして信州の民話 が数多く揃う 童話館 です。
文学 と 芸術 、 自然 を一度に楽しむことができる 人気のスポット です。
ミヒャエル・エンデは、1929年にドイツで生まれた 児童文学作家 。
『モモ』『はてしない物語』 など多くの童話や絵本、詩集を発表しました。
「時間どろぼう」をテーマにした『モモ』では、 「時間とは、生きるということ、そのもの」 と言い、 「人間はひとりひとりがそれぞれのじぶんの時間をもっている。そしてこの時間は、ほんとうにじぶんのものであるあいだだけ、生きた時間でいられるのだよ」 と私たちに語りかけます。
子どもが読む童話ながら、大人でもハッとさせられる言葉たち。そんな 心にすうっと落ちてゆく言葉がミヒャエル・エンデの物語にはあふれています。
エンデの本は世界中で親しまれ、特に日本では 『モモ』が150万部というベストセラー になりました。小学生のころに読んだことがある方も多いのではないでしょうか。
その後、エンデは『はてしない物語』の訳者である佐藤真理子さんと結婚し、 自分の所有する多くの資料を信濃町に提供 しました。
そして 1991年に 世界で唯一ミヒャエル・エンデの常設展示をする黒姫童話館 ができたのです。
ここには 定期的に通うエンデファン の姿もよく見られ、 ふと昔に戻りたくなったとき 、 自分を見つめなおしたいとき 、そして ゆったりとした時を過ごしたいとき… と、様々な想いを乗せたファンが集います。
https://douwakan.com/dowakan/ende_about
1926年に東京で生まれた 児童文学作家 。
赤ちゃん向けの絵本 『いないいないばあ』 や、生まれてから3歳になるまでのモモちゃんの日常を綴った 『ちいさいモモちゃん』 は、 ほとんどの親と子どもたちが読んだことがある でしょう。
そして世界中で翻訳された長編童話 『龍の子太郎』 、原爆の悲劇を伝える 『ふたりのイーダ』 など、 児童書、絵本、紙芝居 など多くの作品を残しました。
2015年に亡くなったときは大きなニュースになり、筆者も子どものころの思い出がまたひとつ空に帰っていった寂しさを感じました。
しかし、 松谷さんの絵本はこの先も子どもへ孫へと読み継がれていく でしょう。 絵本は生き続ける のです。
ここではそんな 松谷みよ子の文学の世界にたっぷりと浸る ことができます。
https://douwakan.com/dowakan/matsutanimiyoko
いわさきちひろは、1918年福井県に生まれた 画家、絵本作家 です。 優しい色合いの子どもの水彩画 はあまりにも有名。
『あめのひのおるすばん』『戦火のなかの子どもたち』『おふろでちゃぷちゃぷ』 などの絵本や、黒柳徹子著 「窓ぎわのトットちゃん」 の挿絵や画集を多く残しました。
その いわさきちひろの山荘(アトリエ)が黒姫童話館に隣接 しています。
1966年、ちひろは 黒姫高原に山荘を建て、毎年ここのアトリエで絵本の制作を行う ようになりました。 『花の童話集』『万葉のうた』は黒姫で描かれたもの。
そのちひろが愛した山荘を「いわさきちひろ記念事業団」のご厚意で、 童話館の南側へ移築、公開 しているのです。
ひとたび森の中のアトリエに立てば、いわさきちひろの作品の鼓動が聞こえてくるようです。
https://douwakan.com/chihro
https://www.chihiro-fukyu.co.jp/ec-site/
黒姫童話館内にあるミュージアムショップ。
ミヒャエル・エンデや松谷みよ子の本、いわさきちひろのグッズ はもちろん、 日本や世界の絵本、キャラクターグッズなどがいっぱい です。
特に、 グッズが豊富で可愛い! お土産もいいけど自分用に買ってしまう人も多いのでは…?
https://douwakan.com/dowakan/floormap/shop
エンデの 『モモ』ファンの方はわくわくが止まらない名前の童話館内の喫茶室 ♪
童話館の外の「童話の森」を眺めながら、 ゆっくりと自分の時間を楽しんで ください。
飲み物、軽食などがありますが、メニューのネーミングがまた可愛いんです!
例えば
などなど。
もー嬉しい!名前だけでもごちそうさまです♪
軽食の他には
などのデザートや、
信濃町特産の
などがあります。
https://douwakan.com/dowakan/floormap/cafe
https://douwakan.com/
童話館に隣接した 童話の森ギャラリー 。 この地にゆかりのある作家の作品を数多く展示 しています。
黒姫童話館を訪れた際にはぜひ立ち寄って、黒姫と信濃町の息吹を感じてください。
https://douwakan.com/gallery
黒姫童話館・童話の森ギャラリー・いわさきちひろ黒姫山荘
9:00〜17:00
9:00~16:30
黒姫童話館の入館料、黒姫童話館&ギャラリー共通の入館料、ギャラリーのみの料金で金額が変わってきます。
詳しくはこちらをご覧ください
https://douwakan.com/info
詳しくはこちらをご覧ください。
https://douwakan.com/access
黒姫童話館周辺の森と草原。見上げる 黒姫山・妙高山 が美しく、 草原でのピクニックは爽快。
小さなお子さんが駆け回る姿も多く見られます。
春にはリュウキンカやコブシの花が咲き、秋には紅葉、初冠雪の北信の山々の姿が楽しめます。
童話館から黒姫高原牧場を通ってパノラマリフト山麓駅へ。
リフトに乗れば 標高1,000mの空中さんぽ が楽しめます。北信の山々と野尻湖の眺望は息を飲む美しさ。
すぐそばに「黒姫高原コスモス・ダリア園」があり、春は芝桜、梅雨はあじさい、夏はダリア、秋はコスモスが空から楽しめます。
黒姫高原の豊かな自然と爽やかな風を体中で味わえますよ♪
https://kurohime-kogen.co.jp/
夏はマリンスポーツ、冬はワカサギ釣りで賑わう美しい湖。
野尻湖を周遊する 遊覧船 や、湖畔の 「象の小道」という自然観察道の散策 もおすすめ。小さなお子様と一緒に楽しめます。
https://www.shinano-machi.com/spot/514
童話の世界と豊かな自然が楽しめる黒姫童話館。1人でも、友人同士でも、夫婦でも家族でも高齢の方でも、 それぞれの過ごし方で、ゆったりとした「ひととき」を味わってください。
余暇プランナー
元々都会育ちですが、登山にハマったのを機に長野県に移住しました。里山暮らしを家族4人で楽しんでます!登山やキャンプが趣味。テントを張って自然の中でダラダラするのが好きです。森の中で昼間から飲むお酒とか最高ですよね。旅も好きで、独身時代にはカナディアンロッキーをバンで寝泊りしながら、山を巡る旅をしたりしました。
【長野県】北信の大自然で感じるおとぎの世界!「黒姫童話館」の見どころ