ジャニーズ事務所のアイドルグループ・KAT-TUNの田口淳之介が24日に生放送された、「ベストアーティスト2015」(日本テレビ系)で来年春にグループから脱退し、同事務所からも退社することを発表した。

 田口の突然の発表にファンはショックを受け、「会社を休みます」など“田口ロス”を訴えるファンがネット上に現れるなど波紋が広がるばかり。来年3月でデビュー10周年を迎える同グループに暗い影を落とした。

 「交際中で女優の小嶺麗奈に結婚を迫られた結果、グループの活動よりもプライべートを優先し脱退を決意。事務所を辞めたら今後の活動に多大なる支障があるが、突っ走りすぎてよくよく考えるヒマがなかったのでは」(芸能プロ関係者)

 その存在が世に知られたのは01年。少年隊の東山紀之主演のドラマ「お前の諭吉が泣いている」(テレビ朝日)で連続ドラマ初出演。同年、音楽バラエティー番組「ポップジャム」(NHK)でKinKi Kids・堂本光一の専属バックダンサーとして結成されたKAT-TUNのメンバーに選ばれた。

 「KAT-TUNは脱退した赤西仁の“赤西派”と亀梨和也の“亀梨派”に分裂。チャラい感じの田口は当然、赤西派。よくよく思うと、脱退した赤西、田口、そして田中聖は“赤西派”。残った上田竜也と中丸雄一は“亀梨派”だった」(アイドル誌記者)

 KAT-TUNは結成から約5年間の活動を経て、2006年3月にシングル「Real Face」でCDデビュー。以後、田口は見栄えする183センチの長身を生かして俳優としても活躍。このところ出演した作品では、堺雅人主演の司法コメディードラマ「リーガル・ハイ」シリーズ(フジテレビ)で、堺演じる弁護士の“スパイ”として活動するイケメン役でインパクトを残した。

 そんな役が回って来たのもすべてはジャニーズにいたおかげ。

 来春以降、田口はそのことをしみじみと感じ、後悔することになりそうだが…。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ