デーモン閣下が「テラフォーマーズ」の“ネタ元”だった!


 ヘヴィメタルバンド『聖飢魔II』のデーモン閣下、声優・木内秀信、たかはし智秋が30日、東京・港区のワーナー試写室でTVアニメ『テラフォーマーズ リベンジ』放送開始直前記念試写会に登場した。


 原作コミックス累計1500万部突破。2014年にはOVAとアニメ化された『テラフォーマーズ』が第2期として4月から放送される。デーモン閣下は『聖飢魔II』の小教典(シングルのようなもの)『荒涼たる新世界 / PLANET /THE HELL』の2曲が本作主題歌となっていることから、ゲストとして登壇した。


 アニメの主題歌を『聖飢魔II』が担当することへ、デーモン閣下は「20年ぶりぐらいかな。いい話が来たと思ったよ」と、喜んでいたそう。


 最初はデーモン閣下だけにオファーがあったそうだが、原作者の貴家悠氏は実は『聖飢魔II』の大ファンだったそうで、司会によると「『聖飢魔II』ならもっといいです!」という熱烈なラブコールがあり、決まったという。


 楽曲についてデーモン閣下は、「私の中で作品寄りの曲になっている。アニメーションのイメージを作って、どうせだったら、『聖飢魔II』が新曲を作る予定がなかったから、このアニメーションのことだけを考えた。ダミアン陛下が作詞作曲をしているが、原作を読んで熟知し、アニメも見られるだけ見ている」と、熱弁を振るった。


 『テラフォーマーズ リベンジ』1話については、「『おー!』と鳥肌が立った」と納得のできだったというデーモン閣下。すると木内が、「悪魔でも鳥肌って立つんですね」と、ニヤリ。これにデーモン閣下は、「新しい発見だった」と、苦笑いするという一幕も。


 そんなデーモン閣下へ、報道陣からはゴキブリの進化したテラフォーマーは、力士でたとえると、誰に似ているかという質問が飛んだが、「日馬富士かな。筋肉の使い方とか」と、挙げていた。


 ほかにも、デーモン閣下は『荒涼たる新世界 / PLANET /THE HELL』のジャケットが火星らしき場所で撮影されたものになっていることへ、たかはしから「すごい!火星ですよ」と驚くと、「悪魔は火星に行けるのでな」と、返したり、作品の内容へ「人間ってえげつない」と漏らしたたかはしへ、「知ってるよ」と、即答したりと、悪魔っぷりを前面に押し出したコメントも飛び出し、報道陣を爆笑させていた。


 最後にデーモン閣下は1話で、バグズ2号の艦長であるドナテロ・K・デイヴスが発したセリフについて、「1話の最後の方でミッシェルがみんなに話をしている言葉の中で、艦長が『あれもともと俺の言葉なんだけれどな』というところがあるのだが、あれ、元々、我が輩の言葉だから。我が輩が散々『聖飢魔II』のステージの上で言っていた言葉を、きっと原作の貴家氏が書いたのがアニメになっているのでは。こんなところで使ってるわーと思いながら観ていた。だから『聖飢魔II』信者の諸君も楽しめるのではないか」と、セリフの“ネタ元”だという裏話を語り、2人を始め報道陣をビックリさせていた。


 TVアニメ『テラフォーマーズ リベンジ』は4月1日よりTOKYO MX深夜1時5分からの放送を手始めにABC朝日放送、TVA、BS11、テレ朝チャンネル1、各種配信サイトにて順次放送放送スタート!





たかはし智秋


木内秀信


 

情報提供元: News Lounge