7月7日が「リアル脱出ゲームの日」に制定されたことを記念して、7月4日に東京・渋谷のイベント会場にて「『リアル脱出ゲームの日(7/7)』制定記念記者発表会(仮)」が開催。一般社団法人記念日協会を代表して、加瀬清志氏が授与式に駆けつけたほか、お笑いコンビNON STYLEの井上裕介がゲストとして出席した。

発表会には、リアル脱出ゲームの企画・運営を行う株式会社SCRAPの代表取締役である加藤隆生氏も登壇。「リアル脱出ゲームの日」が制定された背景について加藤氏は「カーナビが今日はなんの日か教えてくれるんです。今日はマヨネーズの日ですとか、今日はトマトの日ですとか。だったらリアル脱出ゲームの日があってもいいなと思った」と話し、続けて2007年の7月7日に初の脱出ゲーム「謎解きの宴」を開催したことを思い起こし「あの日にものすごい熱狂があったことをすごく覚えている。僕らは過去にあったものを大事に守りつつ新しいものを作っていきますので、これを機に知っていただいた方に遊んでほしい」とアピールしていた。

謎解きタレントとして、数々のリアル脱出ゲームに参加している井上は、初めて参加した頃について「M-1優勝が2008年の年末でしょ、その翌年ぐらいオンライン上で謎を解いていくというのを、コンビで遊ばせていただいて『こんな面白いんや』と思った」と振り返った。

リアル脱出ゲームで遊んだ内容をブログで公開しているとも話し、「2、3年前からブログを初めて、今は公演の日記が400超えているので、(参加した謎解きゲーム)は500を絶対に超えている」と断言。「まだ楽しいです?」と質問が飛ぶと、井上は「楽しいですよ。一昨日ぐらいも嫁と一緒に行きましたけど、ワクワクできるし、それこそ明明後日も行きますし」と明かした。

井上は、過去に謎解きゲーム「NON STYLE 井上からのラブレター」で出題される謎を考案したこともある。加藤氏は「制作の過程を横で見ていたんですけど、井上さんの指示が適切。文章も「ここもっと気持ち悪くできるな…」とか。謎を解いている人がその世界に入るために必要な要素をわかっている。曲も作ってくれたんですけど、めちゃくちゃ気持ち悪いんですよ」と振り返ると、井上は「加藤さんから気持ち悪いって声を上げながら謎解きしていくのは初めて。と言われてうれしかった」と笑みを浮かべていた。

そんな熱狂的なリアル脱出ゲームのファンである既婚者の井上。しかし、過去にはリアル脱出ゲームで妻と別れる寸前まで発展したこともあったとのことで「嫁を置いてきぼりで先に僕が行っちゃったんですよ。それに『ちょっとよくないぞ』って言われて喧嘩になったんです。でもクリアしたときはお互いにハイタッチして仲直りしました。だから色んな面が見れて楽しいんですよね」と魅力を語っていた。

井上は「リアルの面白さを感じられるのはリアル脱出ゲームだと思う。最近もお父さんと子供さんが来ていて、お父さんが子供を叱るというのが見れるのも醍醐味。ぜひリアル脱出ゲームに参加してほしい」と呼びかけていた。

情報提供元: マガジンサミット
記事名:「 ノンスタ井上、謎解きゲームで妻と大喧嘩した過去も「リアル脱出ゲームの日」制定発表会に登壇