社会人になると、自宅との会社との往復で一日が終わり、仕事一色という生活になりがちですが、アメリカ在住のイラストレーター・フロリダちゃん(@ryuseihashida)がTwitterで発表した『社畜OLが息抜きする漫画』では、社畜な一見地味めメガネ女子が、たまたまテレビで見た服装に触発されるというストーリーで、「なんか興奮してきた」「これはワクワクしてくる」「続きが読みたい」という反応が寄せられています。

ヘトヘトになって自宅に着き、「はぁ…。あははははは」と笑うしかなくなって、仕事着のままベッドにダイブしたメガネ女子。「……ツライ」と呟き、始発で会社へ行って、上司に怒鳴られ、部下に怒鳴られ、残業につぐ残業で終電で帰宅という生活に、「私って一体何のために…」と思っています。そのままベッドからゴロッと落ちて、「テレビ見るか」となります。

チャンネルをつけると、「ねえねえ、私のこと好き?」と少年を誘惑する露出高めな女子のシーン。それを見て、「あるよなぁ、こういうオタク妄想の化身。居るわけないじゃんこんな女。夏の田舎の白ワンピ黒髪ロング。現実見ろよオタク」と文句をつけながらカップラーメンを作りながら、「楽しそう。私もこんな夏を過ごしたいよ…」と本音が出ます。さらに、「そういえばクローゼットになんかあったな…」と思い出して……。

スーツとシャツを畳んで、タイツはそのままにガーリーなキャミワンピを着てみたメガネ女子。両方の裾をつまんでみて、「ヤバイ! 大変なこと思いついた…! ワクワクしてきたぁあ!」とテンション上げているのでした。

「まずは可愛い女の子が描きたいというところから考えました。それから、現実世界での季節が夏に向かっているので、マンガやアニメに度々登場する要素の“夏の田舎”と“白いワンピースの女性”を取り入れた話を描きたいと思いました」というフロリダちゃん。アメリカ在住ということで、「社畜」の印象について聞いてみると、「人の言うことに従いすぎて自身の自由な時間を失い、生きる目標をうまく見出すことができなくなっている存在を“社畜”と自分は捉えました。自分もたまにそういうところがあるので、自分の意思で何かをしようとする主人公を描いてみたいと思いました」と話してくれました。

「今まで自分のマンガがここまで観て貰える事がなかったように思うので、少し戸惑いとプレッシャーを感じていますが、嬉しい感情が一番多いです」というフロリダちゃんは、この作品の「続きを描いています」と明かします。「不定期になると思いますが、あまり期待せずに『そういえばこんな漫画あったな』ぐらいの気持ちで続きを待って貰えるとありがたいです」とのことなので、今後も要チェックです。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/ryuseihashida [リンク]

情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 「ワクワクしてくる」「なんか興奮してきた」 社畜メガネ女子がオタク妄想の化身になってみるマンガに続編期待の声集まる