綾野剛さん&舘ひろしさん初共演、監督・脚本を藤井道人さんが務める映画『ヤクザと家族 TheFamily』が2021年1月29日(金)より公開となります。

本作は、変わりゆく時代の中で、様々な問題をはらんだ「ヤクザ」というテーマを、1999 年、2005 年、2019 年、変わりゆく3つの時代の価値観で切り取ることで、男たちの生き様を描く本作。時間の流れの中で【家族・ファミリー】の存在が浮かび上がってくる壮大なクロニクル(年代記)でありつつ、俳優たちの熱演に心奪われるエンタテインメント作品です。

少年期に柴咲組組長の危機を救ったことからヤクザの世界へ足を踏み入れた男・山本賢治役に今回初のヤクザ役となる綾野剛さん。綾野さん演じる身寄りのない孤独な少年・山本に手を差し伸べ、“家族”という居場所を与えた柴咲組組長・柴咲博を、ヤクザ役は43年ぶりとなる舘ひろしさんが演じます。

2021年の上半期は、90 年代を描いた珠玉の作品が勢ぞろい。近いようで、既に過去になりつつある90年代を感じさせてくれる作品をまとめてご紹介します。

■『ヤクザと家族 The Family』(2021年1月29日公開)
三部構成となる『ヤクザと家族 The Family』の第一章では平成11年(1999 年)、第二章では平成17年(2005年)が舞台となっている。そして暴力団対策法の施行を経た平成 最後の年(2019 年)を描く第三章まで、平成を横断しながら、ヤクザの世界へ足を踏み入れた男の姿を描いている。綾野剛演じる山本の携帯電話にフォーカスしてみると、第一章~第二章ではガラケーだったものの、第三章ではスマートフォンへと時代が移り変わっている。第三章では、暴対法のあおりを受け、携帯電話すら自由に買えないヤクザの姿が印象的。

■『おかえりモネ』(2021年春放送)
連続テレビ小説第 104 作目となる本作は、宮城・気仙沼湾沖の島で生まれ育った主人公が気象予報士になるという夢を叶えるた めに、失敗や成功を繰り返しながら成長していく物語。主人公の永浦百音役を清原果耶が務め、人気グループ King &Prince のメンバー永瀬廉が百音の同級生・及川を演じることでも話題になっている。百音は平成7年(1995年)生まれという設定で、平成23年(2011年)の東日本大震災や、自身の進学・就職などが、平成の時間軸と共に語られていくだろう。

■『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』(2021年5月公開)
平成 10 年(1998年)に開催された長野冬季オリンピックで、スキージャンプラージヒル団体で日本に金メダルに導いた25名のテストジャンパーたちの物語。『おっさんずラブ』の田中圭が主演を務め、土屋太鳳、山田裕貴といった人気俳優が共演。平成を振り返る際には必ずと言っていいほど触れられるこの出来事は、多くの人に感動を与えた。本作は、そんな 90 年代を振り返る中でも特 に強く日本人に記憶している出来事の知られざる裏側が描かれている。

(C)2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 ガラケーに長野オリンピック……映像で“平成”を振り返る 2021年の上半期は1990 年代を描いた作品が続々