シルベスター・スタローンの世界的代表作である『ランボー』シリーズ最新作にして最終章『ランボー ラスト・ブラッド』(ギャガ配給)が、6月26日(金) より公開予定です。



かつてアメリカ陸軍特殊部隊、通称グリーンベレーの兵士として、ベトナム戦争を生き抜いたジョン・ランボー。帰還してからは戦争の悪夢に悩まされながらも、伝説の戦闘マシンとして、世界各地で戦いに身を投じてきた。そんな ランボーも今ではアメリカに帰国し、故郷アリゾナの牧場で古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族” として穏やかな生活を送っていた。しかしガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転する。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるのだった――。そして、ランボー史上最高の頭脳戦が今、はじまる!!!


(C)2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.

本作に登場するランボーのように愛する者を奪われた男の怒り程恐ろしいものはない!ということで、 愛する者を奪われた男の怒りがヤバすぎる映画をご紹介!



『96 時間』(2009年):娘を助けるためならエッフェル塔までも壊す!? “無敵の父親”が花の都・パリで大暴れ!!


リュック・ベッソン製作、リーアム・ニーソン主演で描くサスペンス・アクション。アメリカ政府のもとで秘密工 作の仕事に携わってきたブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、今は引退してカリフォルニアで孤独な毎日を過ごしている。そんな彼の唯一の願いは、ずっと疎遠だったひとり娘キム(マギー・グレイス)との絆を修復することだった。別れた妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)の再婚相手である資産家と一緒に暮らしているキムももう 17 歳。親友のアマンダとふたりでパリに行きたいというキムの訴えを、ブライアンは一度は頑なに却下するが、娘の喜ぶ姿を見たいという親心から結局許してしまう。しかし、娘キムは友人と訪れていたパリで何者かに誘拐されてしまう。事件発生時にキムと携帯電話で話していた父親のブライアンは、元秘密工作員の知識と行動力で犯人グループの身元を割り出し、娘を救出するために単身パリへ向かう。96時間というタイムリミットの中繰り広げられる怒涛のカ ーチェイスや銃撃戦、そしてマーシャルアーツなど息つく暇のないアクションにも注目だ!

娘が誘拐されたことを知ってからのブライアンの怒りは凄まじく、「娘を助けるためなら、エッフェル塔でも壊してみせる。」という名台詞を放つシーンは見どころで、秘密工作員を引退したとは思えないスキルを総動員しての活躍っ ぷりは、まるで『ランボーラスト・ブラッド』のランボーのよう!


※写真は『96時間 レクイエム』(C)2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.



『ジョン・ウィック』(2014 年):亡き妻の思いが託された子犬を殺された男の怒りは頂点に!!


『マトリックス』シリーズのキアヌ・リーブスが主演を務め、元殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたアクション。『マトリックス』ほか数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキが初メガホンをとり、銃とカンフーを融合させた新銃術“ガンフー”を中心とした独自のアクション世界を展開!愛する女性ヘレンとの出会いをきっかけに、裏社会から足を洗った殺し屋ジョン・ウィックだが、ヘレンは病に倒れて帰らぬ人となってしまい、ジョンは悲しみに暮れる。そんなジョンのもとに、ヘレンが生前に用意していたデイジーという名の一匹の子犬が届けられる。亡き妻の思いが託されたデイジーとの生活で再び心に平穏を取り戻していくジョンだったが、 ある日、ジョンの所有する車を狙って家に押し入ったロシアンマフィアが、デイジーを殺してしまう。生きる希望だったデイジーを奪われたジョンは、かつてその名をとどろかせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手 に単身戦いを挑む。

一度は裏社会から離れたものの、マフィアに自宅と車、そして愛する亡き妻から贈られた一匹の子犬を奪われた時、 ジョン・ウィックは怒りに震え、心の奥底に封じ込めた“殺し屋の魂”を解き放つ!!“殺し屋を始末する殺し屋”“鉛筆 一本で 3 人を瞬殺”など様々な殺しの伝説を持つジョン・ウィックだが、観る者すべてを魅了する超絶アクションで人気シリーズとなり、1作目(今作)では愛犬と愛車を奪われたことでロシアンマフィア84人を抹殺し、第2作では家を爆破されたことでイタリアンマフィアら128人を抹殺するという壮絶な復讐劇が描かれる。さらに、フィナーレを飾る3作目ではNYの街を馬で爆走するだけでなく 175 人を抹殺するというシリーズ最多のキルカウントを記録している!



ランボーを長年演じてきたシルベスター・スタローンは「彼は今回の作品で初めて、人間であること、また、誰かのために生きるとはどんなことなのかを理解するんだ。人を本当に愛することはどんなことなのかを。その愛が奪われる時、あるいはその愛が危うくなる時、僕は役者として憤りを感じたし、他の人が抱く感情を取り入れようとしたんだ。その感情がどこから来るのか分からないが、時にとても激しい感情を抱くんだ。もう何も失うものが無くなった時、心を引き裂かれた時、人は人間ではなくなる。これは、純粋で、野性的で、原始的な怒りだ。それは誰もが避けたいと思うような感情だ。彼は、ただ愛を求めていただけなのに。だからこそ本作は、私にとっても、また大切 映画なんだよ。約40年も続いてきたこのキャラクターにとって大切なんだ。驚くべきことだよね」と、ようやく手に入れた愛すべき存在が誘拐されたことによって感じるランボーの怒りは、今まで抱いてきたランボーの怒りとは違う非常に激しいものであると語っています。


愛する者が何者かに奪われた男の怒りは人間ではいられなくなるような激しいものとなるのでしょう。40年にも渡る『ランボー』シリーズの完結編にふさわしい本作を観る前に、上記の作品を観ておけば、より一層映画を楽しめるはず! おうち時間にいかがですか?


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 元グリーンベレー・元秘密工作員・元殺し屋……「怒らせたら、終わり。」愛する者を奪われた男の怒りがヤバすぎる映画