海外では電動キックボードが普及し、専用レーンが整備されている都市があるほどですが、日本においては歩道を走ると歩行者の邪魔になり、車道を走るには危険だというのが実情なのではないでしょうか。また、日本用に改造した製品はタイヤが小さく、輸入品に保安部品を後から取り付けたというものも多いので、安全面に難があります。


そんな中、日本の交通状況に合わせた電動スタンディングスクーター『Free Mile plus』が登場。クラウドファンディングサイト『CAMPFIRE』で先着20名で195800円のところ148000円(税込・送料込)で購入できます。



電動キックボードの足場の不安定さを改良して設計したという『Free Mile plus』。国土交通省が定める原動機付自転車の保安基準に適合しているので、ナンバーを取得可能となっています。


また、タイヤが25.4cm(10インチ)のオフロード仕様。ダブルサスペンションが前後輪ともに装備しているので、段差の多い路面でも安心して走れるのもポイント。大容量バッテリーで航続距離は40kmで、バッテリーを取り外し家庭用コンセントで充電できます。


革命的な電動スタンディングスクーター「Free Mile plus」 –YouTube

https://www.youtube.com/watch?time_continue=19&v=4CAbBsCjvJs [リンク]


最高速度は45kmで、動画を見るとかなりのスピードが出ていることが感じられます。


仕様は、下記の通り。


最高速度:45km/h

15/30/45(ギアチェンジ機能付)


モーター:36V 500W

フル充電最大航続距離:1回の充電で40km

本体サイズ:長1120×高1130×幅550mm

折りたたみ時(高600mm)

タイヤ外径:直径10インチ(25.4cm)

本体重量:約30kg

バッテリー充電時間:フル充電まで5時間

充電器:AC 100V~240V / 50~60HZ

最大積載量:120kg



速度や走行距離、バッテリー残量が表示されるディスプレイは近未来的。フリップスロットルアクセルはバイク同様で、ウインカーのスイッチも分かりやすい配置になっているのではないでしょうか。イグニッションキー装備なので、ワイヤーロックなどを持ち歩かずに済むのも嬉しいところです。



ハンドルバーを倒して折りたたむこともでき、狭いガレージに収納するだけでなく車のトランクなどに積むといった使い方もできそう。取り外し式のサドルが標準装備で、長い距離を走る際に使うことも考えられます。


電動キックボードというより、新しい軽量スクーターと捉えることができそうな『Free Mile plus』。都市部の足にしたいという人や、広いイベント会場の移動手段として検討の余地があるのではないでしょうか。納品時期は2020年4月予定。


バッテリー着脱可能 電動スタンディングスクーター『Free Mile plus』(CAMPFIRE)

https://camp-fire.jp/projects/view/222472 [リンク]


―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 最高速度45km&10インチタイヤで安定性重視! 電動スタンディングスクーター『Free Mile plus』クラウドファンディング中