俳優の綾野剛(41)ら著名人をYouTubeで常習的に脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や強要、証人威迫など5つの罪に問われたガーシーこと東谷義和被告(51)の2回目の公判が30日、東京地裁で開かれ、証人として母親が出廷した。

 ガーシー被告は先月の初公判で、「被害者の方々に多大な精神的苦痛と経済的な損失を与えてしまい、申し訳ありません」と謝罪し、弁護側は「脅迫の常習性は認められない」と主張して一部争う姿勢を示していた。

 第2回公判には、ガーシー被告の母親が出廷し、ガーシー被告について問われると「おおらかで優しい子。うそをつくような子ではない。家族に怒ったことは一度もありません」と証言。YouTubeの動画については、「驚きました。あんなに烈火のごとく怒っている息子を見たのは初めてなので、見てすぐにふたをしてしまった」と、動画を見るのを途中でやめてしまったとした。

そして、「許されることではないので反省してほしい。二度とこんなことをしないと信じています。たくさんの方に応援頂いたので恩返しした方がいいと思います」と述べた。

 9月19日の初公判では、560人が並び、倍率は31.1倍だったが、第2回公判は15枚の一般傍聴券を求め、同地裁には244人が並んだ。倍率は約16.3倍で、引き続き高い注目度を集めた。

情報提供元: Daily News Online
記事名:「 ガーシー、第2回公判に母親が証人として出廷「家族に怒ったことは一度もありません」