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カラダが冷えてしまうことで起こりうる主な問題として、「様々な不調」と「ぽっこりお腹」の2つが挙げられます。
冷えると、手足やお腹などカラダ全体に冷えを感じるようになるだけではありません。「頭痛」や「肩こり」、「倦怠感」、「不眠」など、カラダに様々な不調をもたらしてしまいます。
冷えによって、お腹がポコッと出た状態になる「ぽっこりお腹」にもなりやすくなると言えます。
冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎることで内臓が冷えてしまうと、内臓機能が低下してしまい「便秘」になってしまいます。
便秘は腸内にガスや水分が溜まった状態なので、便秘になるとぽっこりお腹につながると言えます。
夏はカラダを冷やしてしまう条件が重なってしまうため、意識して冷えから守らなければカラダは冷えてしまう一方です。
それではカラダを冷えから守るにはどうしたらよいか、その方法をここでは5つお伝えしていきましょう。
先ほどもお伝えしたように、5℃以上の急激な温度変化があると自律神経がうまく働かなくなってしまい、冷えが起こりやすくなります。そのため冷房の設定温度は、外気温の-5℃以内に設定するようにします。
例えば外気温が30℃の場合は、室温が25℃以上になるように設定します。「サーキュレーター」を活用すると空気が循環されるので、冷気が満遍なく行き渡るようになります。
オフィスなど冷房の温度調節ができない環境では、「ストール」や「カーディガン」などを活用するとよいでしょう。
カラダを締め付けるようなタイツや靴下などは、血液の流れを妨げてしまい、却って冷えを助長させてしまうと言えるので避けるようにしましょう。
暑いと、どうしても冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎてしまいがちですが、そうなるとカラダの内側を冷やしてしまいます。
そうなると、内臓の働きが鈍くなってしまい、食欲がなくなってしまうばかりか、基礎代謝の低下にもつながってしまいます。
内臓機能の低下を防ぐために、「体温以上の温かい食べ物や飲み物」を摂るようにしましょう。例えばおそばを食べる場合なら、「冷たいおそば」ではなく「温かいおそば」を選ぶようにします。
また、「体温以上の食べ物や飲み物」を摂ることに加えて、「カラダを温める食品」を積極的に摂ることも必要です。
カラダを温める食品として、ニンジンやゴボウ、玉ねぎ、カボチャなどといった地下で育つ「根菜類」や、味噌、納豆などの「発酵食品」が挙げられます。
根菜類は水分が少なく、血行促進作用があるビタミンEや、タンパク質の働きを助けるミネラルを多く含んでいることから、カラダを温める食品と言われています。「けんちん汁」や「豚汁」などは、根菜類と味噌が摂れるのでお勧めと言えます。
暑い夏は、入浴をシャワーで済ませたくなりますが、冷房などで冷やされたカラダを温めるには、湯船に浸かるようにしましょう。
カラダを芯から温めるには、38~40℃のお湯に10~20分程度浸かるようにするとよいと言われています。また、副交感神経が優位に働くようになり、自律神経を整える効果も期待できます。
そして冷えから身を守るには、何よりも日頃からカラダを動かすことが有効です!「ウォーキング」や「ストレッチ」など軽めの運動を行うだけでも、血流が促進されるようになるので冷えの解消に効果的と言えます。
また、適度にカラダを動かすことで、自律神経を整える働きがある「セロトニン」が分泌されるようになります。そのため、激しい温度変化で乱れた自律神経を整えることができると言えます。
カラダを動かして汗をかいた後は、必ず汗を拭き取ってカラダを冷やさないようにしましょう。
今回は、「カラダを冷えから守る方法」を5つご紹介しました。
方法を頭に入れただけでは不十分で、実践しないと効果は期待できません!冷えによる不調やぽっこりお腹を避けるためにも、早速この5つの方法を実践してみてくださいね!