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気をつけるべきポイントは、「背中」と「膝」です。
動作中、背中はまっすぐの状態を保つようにしましょう。背中をまっすぐにするコツは、肩甲骨を内側に寄せて胸を張ることです。
また、膝がつま先よりも前に大きく突き出てしまったり、内側に入ってしまったりしないようにしましょう。膝が前に大きく突き出てしまわないようにするには、お尻を後ろに突き出して下すことを意識することです。
10回を、1分間の休憩を入れながら3~5セット行います。
通常のスクワットでは物足りなくなってきたら、「スプリットスクワット」というエクササイズにチャレンジしてみましょう。これは下の写真のように脚を前後に開いてスクワットを行うことで、片脚(前脚)に負荷がかかるようになります。
左右それぞれ10回を、3~5セット行いましょう。
動作中、つま先と膝、股関節を結ぶラインが一直線となるようにしましょう。
大殿筋とハムストリングス、そして太もも表側の筋肉である「大腿四頭筋」に効かせることができます。上体をやや前傾させると、より大殿筋への刺激を大きくすることができます。
左右それぞれ10回を3セット行いましょう。
下半身の筋肉へのエクササイズであると同時に、心肺機能も高めることができるエクササイズです!
このエクササイズ一つで、「広背筋」「脊柱起立筋」「僧帽筋中部線維」といった背中全体の筋肉に効かせることができます。広背筋に効かせるコツは、ダンベルもしくはペットボトルを、肘で引き上げるようにすることです。
10回を1分間の休憩を入れながら、3~5セット行ってみましょう。
ポイントは手の位置です。肩幅よりもやや広めに広げることで、上腕部の「開いて閉じる」という動作が可能になり、ターゲットとなる大胸筋に効かせることができます。また、肩の高さと同じだったり、それよりも高い位置に手を置くと、肩への負担が大きくなってしまいます。そのため肩よりも低い位置に手を置くようにします。
足を壁から遠ざけるほど強度がアップします。10回を1分間の休憩を入れながら、3~5セット行います。
慣れてきたら、壁から“卒業”して、床に膝を付いて行う腕立て伏せを行ってみましょう。
やり方やポイントは壁を使った腕立てと同じですが、動作中は頭から膝を結ぶラインが一直線となるようにしましょう。
その名の通り、腹直筋上部のエクササイズである「クランチ」と、腹直筋下部のエクササイズ「レッグレイズ」を合わせたエクササイズです。
両肘を閉じてしまうと腹筋の力ではなく腕の力で起こしてしまうことになるので、両肘を開いたまま動作を行うようにします。
また、首は曲げないようにします。首を曲げてしまうと、腹筋への刺激が半減してしまう上、頚椎への負担もかかってしまうからです。
15~20回を、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。
筋トレを全て行ったら、有酸素運動を行います。ウォーキングやジョギング、エアロバイク、エアロビクス、スイミングなどなど有酸素運動の種類はたくさんありますが、おうちでこのプログラムを行う場合なら「ウォーキング」がお勧めです。
ウォーキングを、早歩き程度のペースで10~15分行うようにします。できるだけ歩幅を大きめに、腕振りも少し大きめに行いましょう。
同じコースばかりだと飽きてしまうので、いくつかウォーキングコースを作ることをお勧めします。
このプログラムをダイエット効果につなげるためには、以下の点を心掛けておくようにしましょう。
いくらダイエットに有効なプログラムでも、週に1回行うか行わないかの頻度ではダイエット効果は得られません。やはり続けなければカラダは変わりません!
だからといって毎日トレーニングを行うというのは困難な上、オーバーワークとなってしまって、却ってカラダにはマイナスです。
そこで、合間に休養日を入れながら、週3回は行うようにしましょう。例えば、月・水・金をトレーニング日としたら、火・木を休養日に充てるようにします。
ダイエット効果につなげるには、トレーニングを続けて行うことが必要ですが、体調が悪いのにムリをしてしまうと、思わぬケガをしてしまう可能性があります。
そのため、体調の悪い日はトレーニングをストレッチに切り替えるなどして、くれぐれもムリをしないようにしましょう。
「痩せたい!」という気持ちが強すぎてしまうと、「アレもコレも…」と欲張りたくなります。しかし、欲張りすぎて色々なものに手を付けてしまうと、結局どれも中途半端になってしまい、「何も変わらなかった…」ということに。
そういうことがないように、1つに絞って続けて行うようにしましょう。まずは今回ご紹介したダイエットプログラムを続けてみてください!