今回は視覚障害者をサポートするVRヘッドセット「eSight」を紹介する。



eSightは法的に盲者と判断されている視覚障害者の視覚をサポートするデバイスで、ハンドフリーで使用でき、視覚障害者の生活を様々な角度からサポートする。


eSightの仕組み


eSightはハイスピード、高画質カメラでユーザーが見ているものを撮影し、eSightのアルゴリズムで動画を向上させ、二つのOLEDスクリーンでユーザーの目の前にディスプレイすることでユーザーの視覚を補正する。


フルカラーの最高画質で視覚的には現実と全く差がない状態で再現するため、ユーザーにはクリアに周りが見えるようになる。


さらにeSightの特許を取得したBioptic Tiltでデバイスを正しいポジションに調整することができ、周囲の視覚を最大限引き出し、動画をベストの状態でユーザーに見せることが可能だ。


この機能はバランスを調整しVR酔いも妨げることができる。



eSightの特徴


ハンドフリーデザイン


スマートなデザインのウェアラブルデバイスで、両手をフリーにした状態で使える。


軽量で快適に着用できるようにデザインされており、様々なシチュエーションで一日中つけていられる。



幅広い用途に使える


カスタムし広範囲に使えるメディカルデバイスで、現在補助デバイスとして複数使われているものが、eSight一つでできるようになる。


(白杖、拡大デバイス、補助犬、点字マシン、テキストを音声化するソフトウェアなど)


インスタントサイト


eSightは視覚的にレイテンシーゼロ。


本やスマートフォンの文字を読むなどの短距離の視点から、人の顔やテレビを見るなどの中距離視点、道を見渡す、窓の外を見るなどの長距離視点

の間で視線を移動させた場合、自動的かつ瞬時に焦点を合わせることができる。



動きやすい


eSightはVRヘッドセットでありがちなVR酔いやその他デバイスの不安定さなどの問題を起こさず、動きやすさを可能にした唯一のデバイスで、座っている時だけでなく、歩きながら、エクササイズをしながら、会話をしながら、旅行の時でも使える。


シチュエーション


eSightは視覚障害者の方を様々なシチュエーションでサポートする。


日常生活


読む、書く、人に会う、アクティブなライフスタイルが可能になり、旅行など、視覚障害者の方には楽しむのが難しかった趣味などが楽しめるようになる。



教育


教室やレクチャーホールのどの位置からでも黒板が見えるようになり、本、タブレット、コンピューターが簡単に読める、クラスの移動なども一人でできるように、キャンパスのイベントなどにも気軽に参加しやすくなる。



仕事


eSightは仕事の場もサポートし、通勤や出張などの移動、プレゼンを見る、仕事に必要なテクノロジーやツールの利用などを他の人のサポートなくできるようになり、視覚障害者の方の自立支援となる。



参照元URL: https://www.esighteyewear.com/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 視覚障害者をサポートするVRヘッドセット「eSight」がリリース!