株式会社キッズプレートは、広い空間で複数人がVR体験を同時にできるフリーロームロケーションVR事業を強化するため、空間認識に必要な高性能のカメラセンサーを開発する中国のレアリズ社と業務提携を行ったことを発表した。


今後、レアリズ社の光学式モーショントラッキングシステム※(国際特許多数受理済み)の日本国内販売代理業務のほか、VRコンテンツの開発、導入を行っていくとのことだ。


今後のVRにモーショントラッキングがなぜ重要なのか


キッズプレート社は、複数人の同時同マップVR体験を実現させることで、幅広い産業に対応することができVR市場がより活性化すると考えているとのこと。


現在のVR機器は、個人向けに開発されているために、業務・産業用途においてそのままでは利用しにくい場合がありモーショントラッキングを使うとチーム活用しやすいフリーロームVR環境を構築することが可能となるからだ。


商品特徴


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・200個以上のマーカーを同時追跡、処理する高性能カメラによる最低限レイテンシー


・マルチカメラ管理システムによるデータ処理を最適化し、2.9msのレイテンシーまで短縮させVR内での同期体験を最優先に確保


・対応できる空間の大きさ(5平米〜500平米以上)多人数(1~20人)


・利用用途の多様性(ゲーム、医療、防災、教育、工業、展示、ロボット、軍事など)


《サンプル事例》

VR活用による商業施設の集客強化

VR活用による技術トレーニング

VR活用による災害体験

VRを使った教育プログラム


・リーズナブルな価格帯


・関連URL:https://www.youtube.com/watch?v=FabIlV3eJek


レアリズ社(REALIS Multimedia Technology Co., Ltd)


中国深圳にて2015年設立された技術開発会社。


開発チームを率いるのは京都大学の日本人エンジニアであり、その他メンバーはアメリカ、イギリスなどの名門大学で博士号を取得しているほか、大手ゲーム会社での開発経験者も多く在籍。


フル自社開発のRTSトラキングカメラは既にアジア内10箇所以上のロケーションに設置し、さまざまな目的で運営導入されている。


※光学式モーショントラッキングシステムとは、主にトラッキングカメラを通して人の体やアイテムのマーカーを追跡し、オブジェクトの空間内の座標・回転を正確的にコンピューターに反映し、VRや3Dソフトウェア環境に取り込め、モーションの再現や、現実世界と3D世界の同期を可能にする技術。


東京Game Show2017出展予定


参照元:ニュースリリース


キッズプレート会社概要


社名:株式会社キッズプレート( Kid’sPlates Inc. )


代表取締役:茂出木謙太郎


所在地:103-0013 東京都中央区日本橋人形町1-5-10 日庄第2ビル3F


ホームページ:https://www.kidsplates.jp/


事業内容:


・VR AR 活用コンサルティング

・アプリ企画・開発

・360°動画撮影・編集

・ラジオコントロール撮影ドリー 「Dolly360」の企画・販売

・ウェブサイトの企画・開発・制作・運用

・ウェブコンテンツの企画・開発・制作・運用

・動画・写真コンテストサイト構築サービス「ピクセルアップTM」の販売・企画・開発・運用代行

・YouTuberと連動したプロモーションのプランと運用

・Facebook,Twitter,LINE等各種SNSを活用したプロモーションの企画・開発・制作・運用

・YouTube,USTREAM,ニコニコ動画等各種サービスを活用したプロモーションの企画・開発・制作・運用

・YouTube活用コンサルティング

・インターネットを利用した企業紹介番組の制作・配信

・インターネットにおけるサーバー仲介業務

・インターネット上における企業と顧客とのコミュニケーション活動についての支援業務

・映像・音楽コンテンツ販売・グッズ制作販売


過去の「キッズプレート社」に関する記事


キッズプレート SXSW2017に、巨大UFOが襲うVR・ARゲーム「Conquest of the YGGDRASIL」を出展


株式会社キッズプレートは、Android、Stream向けにゲームアプリ『Conquest of the YGGDRASII for SXSW』を、アメリカテキサス州開催の、アメリカ最大規模見本市SXSWに出展することを発表したという記事。


「Conquest of the YGGDRASIL」概要


一見、 平和そうなアメリカ・オースティンの街に突如として現れるUFO。


その危険に気付いた勇敢な市民がUFOを撃退すべく立ち向かう!


地上からはスマホを使い、 自宅からはVRを使って戦闘機を操作して攻撃。


ただしUFOを操作する悪の組織の本部は意外なところにあるのを誰も知る由もない。 。 。



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情報提供元: VR Inside
記事名:「 複数人が同時にVR体験できるフリーロームロケーションVR事業強化に向けレアリズ社と業務提携