TOKYO, Mar 16, 2017 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:森川 宏平)は、次の複合材料用原料樹脂と複合材料の販売価格を次のとおり引き上げることを決定し、お客様との交渉を開始いたしました。

1.価格改定の内容

(1)値上げ幅

【複合材料用原料樹脂】
不飽和ポリエステル樹脂(商標名:リゴラック(R)) 37円/kg
ビニルエステル樹脂(商標名:リポキシ(R))スチレン系 42円/kg
ビニルエステル樹脂(商標名:リポキシ(R))非スチレン系 30円/kg

【複合材料】
リゴラック(R)SMC(注1) 14円/kg
リゴラック(R)BMC(注2) 12円/kg

(注1)SMC (Sheet Molding Compound): 不飽和ポリエステル樹脂にガラス繊維や各種添加剤を配合した板状の複合材料です。成形されてバスタブなどの住宅設備として使われます。
(注2)BMC (Bulk Molding Compound): 塊状の複合材料です。成形されて自動車のランプリフレクターやハイブリッドカーで使われるモーター内部の封止材等に使われます。

(2)実施時期

2017年4月3日出荷分より

2.価格改定の背景

昨今、ナフサなどの原燃料価格が高水準で推移し、ベンゼンおよびその誘導品価格も急騰が続いております。これらの影響を受け、スチレンモノマーをはじめとした不飽和ポリエステル樹脂およびビニルエステル樹脂の原材料価格は大幅な上昇が相次いでおります。

当社はこれまでも生産の効率化や配送の最適化等コストダウンに努めてまいりましたが、昨今の原材料価格の上昇は当社の努力のみでの吸収が困難であり、価格改定をお願いせざるを得ないとの結論にいたりました。

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概要:昭和電工株式会社

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昭和電工株式会社
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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 昭和電工、複合材料用原料樹脂ならびに複合材料の販売価格改定について