子育てのシーンにおいて、ストロー付き紙パック飲料の「あるある」と言えば中身の飛び出し。

 横を軽く押さえただけでも、中身があふれてこぼれそうになってしまいますが、そんな紙パック飲料を、1歳の子どもが力いっぱい握って大量噴射。衝撃の瞬間を捉えた写真が大きな話題になっています。

 ツイッターに写真を投稿したのは、刺繍作家の田口ナツミさん(@NatsuTagu)。最近パック牛乳デビューした、という息子さんは、初めの数日こそ素直にストローで飲んでいましたが、この日はなぜかストローを外して飲もうとしていたのだそう。

 「どうするんだろう?」と、黙って見守っていた田口さんでしたが、両手でパックを持ち直したその瞬間、中身がブシュッと勢いよく飛び出してしまいました。

 噴水のように高く舞い上がる牛乳を見て、息子さんはさぞ慌てたことでしょう……と思いきや、初めはポカンとしていたものの、状況を把握した後は笑っていたとのこと。たしかに写真の表情を見ると、口元が少し笑っているようにも見えますね。

 まさに子育てあるあるな状況には、15万件を超える「いいね」が。「どこの一歳もこんななんだって知って安心した」「我が家でも何度かみた光景……」と共感の声が次々に寄せられ、多くの方がクスッと笑ってしまったようです。

 一方の田口さん。普通であれば、牛乳が勢いよく飛び出した瞬間、叫び声をあげてしまいそうなものですが、田口さんは勢いよく吹き出す牛乳を見て、「あら~見事な噴水やなー」と他人事のように笑ってしまったのだとか。

 息子さんにとっては思わぬ出来事だったかもしれませんが、特に小さい子どもはたくさんの経験を経て成長するもの。多少の失敗であれば、やらかしてしまう前に止めずに、そのまま見守るという選択をした田口さんからも見習うことが多いと言えそうです。

<記事化協力>
田口ナツミさん(@NatsuTagu)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 子育てあるあるの決定的瞬間! 噴射する牛乳を見て母「あら~見事」