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crowd”とは「人ごみ、群衆」、pleaserは「喜ばせる、満足させる」という意味を持つpleaseを変化させたものです。基本的に動詞の最後に-erをつけると「~する人、~するもの」と名詞化することができます。分かりやすい例でいえばplayerやsingerですね。今回のpleaserも同じです。
ここまでくれば、もう意味はわかった方も多いのではないでしょうか?「群衆」+「喜ばす人・もの」=「人々を惹きつける人・もの」という意味になります。ニュアンスとしては多くの人を満足させる・喜ばす人です。
bullは「雄牛」という意味のある単語です。これはアメリカ合衆国フィラデルフィア州で広くスラングとして使われる単語です。同意語はboyやmanなので、意味は「男」です。意外とよくこの用法で使われます。綴りはbol、boul、bulなどです。
geezerは「変わった」という意味のある単語で、主に老人に使われます。洋楽ではold geezerとして良く使われますね。意味は「クソじじい」です。
teaserもまた動詞”tease”の名詞化したもの。teaseには「からかう、冷やかす」という意味があります。したがってtease”は「悩ます人、からかう人」、そして「じらす人」という意味があります。よく女性に使われます。
これも一時期よく使われた単語ですよね。”hate”の名詞化で「嫌う人」です。Haterを多く持つセレブではアン・ハサウェイが有名です。どうも優等生すぎるイメージや芝居じみたスピーチなどが原因なようです。
hoeとはwhoreのことです。whoreは「売春婦」という意味がある単語です。普段はその単語の意味そのものとして使われるものですが、ヒップホップを聞いていると高確率で出会う単語でもあります。他には「あばずれ、嫌な女」という意味でも使われます。bitchと同じ意味ですね。
これは黒人を侮辱する差別言葉なので絶対に使うべきではありません。黒人ではない人種がこの言葉を黒人に向けると「おい、このくそ黒人野郎」のように聞こえるので日本人が黒人に向かってこの言葉をいうときには、死んでもいい覚悟を持っておく必要があります。
ただ面白いのが黒人同士がこの言葉を言い合っているということです。その時には「仲間、ダチ」という意味になります。
dickriderは「非難されるような行動や発言をしたアーティストやアイドルなどを擁護するファン」のことです。fanとの違いはdickriderは好きなアーティストなどが何をしても許す周りが見えていないファンのことです。ネガティブな印象です。ちなみにdickriderは他人が自分の好きなアーティストなどの批判や悪口を言うのも絶対に許しません。あまりいいタイプのファンじゃありませんね。
今回はほんの一部しか紹介しませんでしたが、まだまだ知っておくべき汚い単語はたくさんあります。主にヒップホップ曲で学べるので、ぜひヒップホップも聞いてみてください。ヒップホップにはフォーマルな英語からスラングまで、そして英語圏の文化も学べます。何より人種差別や社会に対する怒りや不満をぶちまけたヒップホップは芸術としても素晴らしいので、文化を垣間見ることができて面白いですよ。