image:写真AC

変異ウイルスによる感染も増え続けており、不安が募るコロナウイルスの拡大。地域によって感染者数に違いはありますが、特に直近では大阪府の感染拡大が増加傾向にあり不安の声が上がっています。多くの人はできる限りの予防に努めながら過ごしていると考えると、「これ以上の防止は難しい」と感じる人も少なくないようです。そんな中、大阪府でコロナ関連の取材をしてきたという記者による、第4波への注意喚起の記事が公開され話題になっています。

大阪の記者、第4波の危機感を伝える

コロナウイルス拡大の第4波、その危険性について大阪府で取材を続けてきた記者が危険性について言及した記事が話題になっています。

私は1年近く大阪の病院の取材を続けてきましたが、今回の“第4波”。これまでとは病院の様子が明らかに違っています。
「このままでは救うことができる命を失うことにつながる」
これまでも繰り返されてきたことばですが、今現実のものとなりつつあります。
これ以上、病院の努力に頼るのは限界だと感じています。

引用:NHK

記事内では取材している病院での状況がこれまでより厳しいものになってきていること、その原因のひとつは変異ウイルスによる感染の増加や感染者のダメージの大きさが影響していること等に触れています。

また医療従事者の負担が非常に大きくなっていることを踏まえた上で、飲食店をはじめとした各自の予防への努力の重要性が綴られています。

「不安煽るだけ」「これ以上何をしろと」とネガティブな反応が相次ぐ

この内容に対して、ネット上では厳しい反応が続出する事態となっています。

「何の役にも立たない不安をあおるだけの記事。 4050代は何割なんですか? 数字データも載せるべきでしょう? それより去年は子供の自殺が過去最高、出生届も激減したということは何度も報道してください」「前例のない事に対してデ ータを計画的に集め、データを分析し科学技術をフルに活かさなかった結果のようにも思える」と上記のように具体的な数値・データを踏まえて説明するべきといった指摘が見られます。

また、「ただ1年たっても未だに特定病院の状況を伝えて何の意味がある。負担を分け合えない、連携できない医療体制の脆弱性が改善されていないだけでは?これを元に国民に自粛しろというのはもう無理がありますよ」「記者の主観が逆にリアルだな〜。医療関係者も限界がきている。ただ、これ以上何を求められてもやりようがないよ普通の人は」といった声も見られます。

記者の取材した経験に基づく記事のリアリティを称賛する声や、医療従事者の努力や苦労は大変なものだと理解できるといった反応も多くあります。しかし、その上でこれ以上の自粛や感染防止のために国民が行える努力は少ないといった感想も見られます。

ワクチンの普及をはじめとした、具体的な解決策が求められているようです。

source:NHK

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 大阪の記者、第4波の危機感を伝えるも、不安煽るなと批判続出の事態に