木星といえば太陽系で最も大きい惑星の一つで、恒星になりそこねた星と知られますが、万が一恒星になっておりましたら、太陽系のバランスは一気に崩れ地球はなかったのかもしれません。さてそんな木星より巨大な大きな惑星が発見されております。しかも我々太陽系のように主星を周回しないという奇妙な星なのです。

木星といえば、太陽系で最も大きな惑星。これを上回る惑星なんて存在・・・するわけです。太陽系以外の惑星を観察すればそんな物がゴロゴロしているわけですが、あまり大きくなりすぎてしまうと、今度は恒星になってしまいますので、木星のようなガス惑星が存在できるのは、木星より70倍以内の質量であれば良さそうです。

そんな中今回発見されたのは、木星の12倍の大きさ。そして地場は200倍という惑星が地球の20光年先に発見されているのです。

しかも、この星は太陽のような主星を周回しているわけではなく、ただ、ただ、宇宙空間を彷徨う不思議な惑星です。とはいえ、銀河系からは脱出できないので銀河の中を公転しております。

この星は、米ニューメキシコ州の電波望遠鏡「Very Large Array」で発見。電波望遠鏡で浮遊惑星が発見されるのははじめてです。

恐ろしいのはこのような浮遊惑星が、何処かの星に衝突しないかどうかですが、それ以前にどこかの恒星系を公転する形になるのかもしれません。それが我々が住む太陽系という可能性もゼロではないのかもしれませんね。


画像掲載元:YouTube/Wikipedia

掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-6030897/Massive-rogue-planet-crowned-glowing-aurora-wandering-galaxy.html
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 宇宙ヤバイ!地球外で木星の12倍の「浮遊惑星」が発見される