韓国の検察は前の政権の裏金事件をめぐり、駐日大使を務めた経験もある韓国の情報機関・国家情報院のイ・ビョンギ元院長の身柄を拘束しました。
 韓国の検察は、前の朴槿恵(パク・クネ)政権時代に国家情報院が大統領府に裏金を上納していた事件で、13日からイ・ビョンギ氏を呼んで取り調べを行い、14日になって身柄を拘束しました。イ・ビョンギ氏が裏金事件にどこまで関わったか、さらに捜査した上で、正式な逮捕状を請求するかどうかを判断します。

 裏金は、北朝鮮情報の収集などに使われる「特殊工作事業費」から日本円で毎月およそ1000万円、総額4億円以上が上納されたとみられており、検察は朴前大統領の元側近ら2人をすでに逮捕しています。イ・ビョンギ氏は駐日大使も務めた知日派で、慰安婦問題をめぐる2015年の日韓合意の交渉に関わっていました。(14日13:29)