国会では衆議院の文部科学委員会での「加計学園」の獣医学部新設をめぐる審議について、質問時間をどう配分するか与野党の対立が続いています。国会記者会館からの報告です。
 与野党は14日午後に改めて協議しますが、質問時間「5:5」を強く求める与党側に対し、野党側は、あくまで「野党8:与党2」の配分を求めており、協議は難航することも予想されます。

 「これは委員会の理事の現場、また国対を含めて相談をしていただいているので、現場の判断を尊重したいと思います」(自民党 萩生田光一 幹事長代行)

 14日午前に会見を行った自民党の萩生田幹事長代行は、文科委員会の理事の対応に任せる姿勢を示しています。しかし、ある与党幹部は「5:5」の要求について「野党側は交渉を有利に運ぶための手段と見ているかもしれないが、こちらは本気」と強い姿勢を崩しません。

 一方、立憲民主党などは、この文科委員会が特別国会最初の本格的な委員会審議となることから、時間配分で妥協することで「先例」とされることを警戒しています。

 ある野党幹部は「8:2の要求は譲れない」として、あくまで“満額回答”を求める姿勢です。このため、午後の協議で与野党双方がどのような妥協点を見いだせるのかが、焦点となっています。(14日11:12)