日本政府は11日、「核兵器廃絶決議案」を国連総会に提出しました。ノーベル平和賞でも注目された「核兵器禁止条約」には直接言及しませんでした。
 この決議案は、唯一の被爆国である日本が核兵器廃絶に向けて、1994年以来、毎年、国連に提出しているもので、軍縮に関して話し合う国連総会の委員会に、11日、配布しました。今年の決議案では、北朝鮮の核開発について触れ、安全保障をめぐる環境が厳しくなっていることを指摘する一方、ノーベル平和賞でも注目された「核兵器禁止条約」には直接触れませんでした。

 「核兵器禁止条約」は7月に国連で採択されましたが、アメリカなどの核保有国や、日本は参加していません。

 今回の決議案について、日本政府は、「核なき世界の実現に向け、“様々なアプローチがある”という間接的な表現で、核禁止条約にも配慮した」としていますが、今後の採択に向け、一部の国からは不満の声も上がりそうです。(13日15:08)