月が太陽の姿を完全に覆い隠す日食、いわゆる皆既日食が今月21日、99年ぶりに北米大陸の広い範囲で出現しますが、アメリカではホテルの予約が一杯になるなど早くも盛り上がりを見せています。
 今回の皆既日食は現地時間の今月21日昼頃、アメリカの太平洋岸から大西洋岸までを横断する形で99年ぶりに観測できます。観測ポイント周辺のホテルでは、価格が通常時の何倍にも高騰していますが当日前後はほとんど満室で、アメリカ・運輸省は最大で2億人が日食を観測すると予測しています。

 現地メディアなどによりますと、アメリカではサングラスが飛ぶように売れているということですが、日食をみるには不十分なフィルターのものも市場に出回っていて、専門家らは適切なサングラスを使うよう注意を呼び掛けています。

 「(日食時の)太陽を見たときは目に痛みを感じないが、少しでも見ると目にダメージを与えてしまう。だから特別なサングラスが必要です」(米オレゴン州 デポー・ベイ市 消防署長)

 なお、日本で次の皆既日食が観測されるのは2035年9月2日です。(11日12:34)