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パナソニックが満を持して完全ワイヤレスイヤホン市場に参入



左右のイヤホンを接続するケーブルがない、「完全ワイヤレスイヤホン」が人気を集めている。身軽な状態で自然に音楽を楽しめるというのが、人気の理由のひとつである。この完全ワイヤレスイヤホンの市場に、パナソニックが満を持して参入。新製品3モデルの体験会が都内で開かれた。



屋外でのスマホの通話にも対応



体験会では、パナソニックの完全ワイヤレスイヤホンのコンセプトも発表された。コンセプトを示すマークには「Music」、「Communication」、「Noise cancelling」の頭文字である「M」「C」「N」が書かれていた。



「M」「C」「N」はそれぞれ、「独自の音響技術で広がりと奥行きのある豊かな音体験」、「途切れにくい通信方式と高性能マイクで音楽も通話もストレスなく楽しめる」、「業界最高クラスのノイズキャンセリングで静寂に浸るプライベート空間を実現」を意味しているという。



パナソニックの調査によると、ユーザーが完全ワイヤレスイヤホンを使用する状況や場所の1位は「電車・バスなどでの通勤、通学」、2位は「散歩や街中を歩いている時」。用途の1位は「音楽や映像の音を楽しむ」、2位は「通話」だった。



つまり、屋外での使用が多く、音楽を聴くだけでなくスマホでの通話のための使用も多いのである。そのため、先ほどの「通話もストレスなく楽しめる」ことを謳う「C」と、「静寂に浸るプライベート空間を実現」を謳う「N」も重視しているわけだ。



ノイズを最小限に抑え音楽に集中



今回体験できた新製品は、Technicsブランドの「EAH-AZ70W」と、Panasonicブランドの「RZ-S50W」「RZ-S30W」という3モデル。どもモデルも音の豊かさを感じられたが、いちばん驚かされたのがEAH-AZ70WとRZ-S50Wのノイズキャンセリング機能である。



EAH-AZ70Wは飛行機内を模した部屋、RZ-S50Wはカフェ店内を模した部屋で試聴を行ない、前者では飛行機のエンジン音、後者では店内の騒音が試聴中の室内に流された。



エンジン音もカフェの騒音もかなりの音量だったが、ノイズキャンセリング機能を使うとそれらが気にならず、イヤホンから流れる音楽にしっかりと集中できた。また、専用アプリを使用することにより、簡単な操作で外部の音が聞こえるように外音コントロールを切り替えられるので、電車に乗っているときなどにアナウンスを聞き逃すことがない点も安心できた。



なくした場合はアプリで捜索!


完全ワイヤレスイヤホンを使う上で、心配なのは紛失である。メリットである小型サイズが室内での紛失につながりやすいというデメリットになるが、これは専用アプリにイヤホンを探す機能を搭載することで解決している。イヤホンからアラームを鳴らしたり、マップで場所を表示することが可能なのだ。



完全ワイヤレスイヤホンは、多くのメーカーから幅広いラインナップが販売されているが、パナソニックの参入により商品を選ぶ際の有力な選択肢が増えたと言えそうだ。



3モデルとも発売日は4月中旬。どれもオープン価格だが、価格はEAH-AZ70Wが税抜3万1000円前後、RZ-S50Wが税抜2万1000円前後、RZ-S30Wが税抜1万3000円前後になる見込みだ。


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