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山手線の車内をトレーニング空間に変えるアプリをJR東日本が開発!



健康のためにトレーニングしたいけど、忙しくてなかなか時間がとれない……。そんな風に悩んでいる人にうってつけのアプリが登場した。このアプリ「'TRAIN'ing(トレイニング)」を使えば、通勤などで使う電車がトレーニングの空間となるのだ!



乗車時間、混雑状況などに合わせたトレーニング内容



「'TRAIN'ing」とは、「トレイン」と「トレーニング」をかけ合わせた造語である。こんな名前のアプリを企画・開発したのは、JR東日本、フィットネスクラブJEXERなどを運営するJR東日本スポーツ、ヘルスケアの専門家を擁する広告代理店のマッキャンヘルス。つまり、鉄道と運動と健康の専門家たちが開発したのだ。



「移動空間を成長空間に変える」というコンセプトを持つ'TRAIN'ingを使うことで、利用者は電車での移動のちょっとした時間でトレーニングができる。現在、'TRAIN'ingが利用可能なのは東京都の山手線内のみ。車内に設置されたJビーコンという装置とスマホが連携することによって、ユーザーの乗車時間、乗車位置、混雑状況などを'TRAIN'ingが把握して、ユーザーに最適なトレーニングプログラムが配信されるのだ。



たとえば、ユーザーが「座っている」「手すりにつかまっている」「つり革につかまっている」の3つから自身の現在の乗車位置を選択すると、その乗車位置と目的に合ったベストなトレーニングプログラムが自動生成されて、音声とスマホの画面に表示されるアニメーションでユーザーに提示される。



海外でも注目されているメンタルトレーニングも体験できる



鍛えられるのは、肉体だけではない。'TRAIN'ingではマインドフルネスも体験できるのだ。マインドフルネスとは、禅などの東洋思想と西洋の心理学を統合して開発されたリラクゼーション方法で、医療や福祉の現場で取り入れられている他、Googleなどの米国企業が研修プログラムに導入していることでも知られている。



'TRAIN'ingのマインドフルネスでは、「メンタルを鍛える(集中力を高める)」ことと「メンタルを整える(疲れを取る)」ことという目的ごとに、姿勢を整えて異なる秒数で呼吸を行ない、呼吸に意識を向けるプログラムを行なう。それぞれの呼吸法などは'TRAIN'ingが分かりやすく指導してくれる。また、降車駅が近づいた際にはボイスガイドが声をかけてくれるので、意識を集中させていても降り忘れることがないという親切設計だ。



電車の中で行なったトレーニングの実績はグラフやバッジで確認することが可能なので、継続して行なうモチベーションにもつながる。毎日の通勤通学をそのままトレーニングの習慣に変えることができそうだ。



'TRAIN'ingのダウンロード期間は2019年12月26日まで。AppStoreにてiPhone版のみ公開中である。本稿で紹介したトレーニングの実施期間は2020年3月12日までで、アプリを利用できるのは起動から77日間と、期間が限定されているので、興味を惹かれた人はとりあえずダウンロードすることをおすすめする。


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