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仮想通貨マーケットレポート:依然軟調が続く…韓国取引所でビットコイン盗難被害などネガ要因が引き金に



ビットコイン(BTC)は20日、73万円前後で推移。現在の取引価格は72万9657円で前日から1.02%下落した(記事執筆時)。


イーサリアム(ETH)は、5万7637円で1.51%上昇。ビットコインキャッシュ(BCH)は9万5659円で1.30%下落。リップル(XRP)は58.7円と0.84%下落とおおむね横ばいで取引されている。


仮想通貨市場は 週明けからやや上昇したものの、本日はこれといった好材料もなく小幅で横ばいの状況が続いている。6月14日以来、この1週間でビットコインは70万円から74万円のレンジ相場で取引されている。


この日、注目すべきニュースは韓国の仮想通過取引所「ビッサム」が約350ウォン相当の仮想通貨が盗まれたことを発表したことだろう。この影響で、ビットコイン、主要アルトコインなどが一時、価格を下げてしまった。韓国では先日10日にも別の仮想通貨交換所「レイル」がハッキング被害に遭ったばかりで、十分なセキュリティ対策がのぞまれるところだ。


ビットコインが一時2%下落-韓国交換業者が仮想通貨盗まれたと発表https://t.co/ChqV0ivfao pic.twitter.com/0R7Y2YVtlJ

— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2018年6月20日


また本日は、コインマーケットキャップの上位100通貨のうち8割以上が下落、または横ばいの下げ相場となった。


この日、コインマーケットキャップで最も伸びが大きいアルトコインは、時価総額54位のフオビトークン(HT)で、伸び率は13.05%を記録した。取引価格は1HT=535.85円とっている。


続いて2位は、時価総額55位のアイオータ(IOST)だ。取引価格は1IOST=3.18円となっている。


アイオータは、オンラインサービスプロバイダーがより簡単かつ安全に顧客向けサービスを提供するための企業向けプロジェクト。既存のSNSや大手ショッピングサイトは巨大な規模ゆえに、そう簡単にブロックチェーンを導入できないのが課題となっているが、IOSTを利用してネットインフラを構築すると、処理速度も速く、より安全なセキュリティ確保できるというメリットが特徴だ。


Welcome Holger Köther to the IOTA Foundationhttps://t.co/q4RhSnScK0#IOTA

— IOTA (@iotatoken) 2018年6月18日


一方、大手取引所のバイナンスで、もっとも大きな伸びを示しているは時価総額439位のデルタアレグロ(DLT)だ。伸び率は11.58%を記録した。取引価格は1DLT=13.39円となっている。


デルタアレグロは法的な拘束力を持つ契約と書類をブロックチェーン上で作成、管理ができるプラットフォーム。エストニアの弁護士、学者などの専門家によって設立された法律と契約に特化した通貨だ。AIが法律家の代わりにユーザーにアドバイスをし、スマートコントラクトとブロックチェーンを利用して自動で契約書までを作成することを目的に開発された。


@RandHando, CEO of @AgrelloOfficial sharing his thoughts on legal innovation, AI, and smart contracts. Thank you @lawless__tech for an interesting discussion. https://t.co/H0HSo4CnfN

— Agrello (@AgrelloOfficial) 2018年5月22日


仮想通貨市場は週明けから上値が重く、停滞ムードが続いている。本日は横ばいが続いたが、ビットコインは昨年12月のピーク時の高騰から70%も価格変動の低下で「売りが出尽くした」と見る米市場関係者の見方も広がっており、しばらく相場の値動きに注意が必要だ。


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