開花予想日2023年3月19日(日)
舞鶴公園(福岡県福岡市)
福岡城跡に整備された「舞鶴公園」は、市街地の天神エリアから徒歩圏内にあり、市民の憩いの場としても人気のスポット。歴史ある史跡や石垣が残っているので、桜のシーズンには日本ならではの情緒ある桜景色を堪能できます。
園内には、ソメイヨシノのほか、サトザクラやシダレザクラなど、約20種、約1,000本の桜が植えられており、長い期間お花見を楽しめるのが特徴。3月下旬~4月上旬には「福岡城さくらまつり」が開催され、ライトアップも行われます。
舞鶴公園
所在地:福岡県福岡市中央区城内1
公式サイト:https://www.midorimachi.jp/maiduru/
甘木公園(福岡県朝倉市)
福岡県朝倉市にある「甘木公園」は、県内屈指の桜の名所として知られている公園。園内には、「ひょうたん型の丸山池」(ひょうたん池)の周囲を中心に、約4,000本もの桜があります。池に架かる赤い橋があるエリアは、桜とのコントラストが美しいおすすめの写真スポットです。
甘木公園
所在地:福岡県朝倉市菩提寺79
電話:0946-24-6758(あさくら観光協会)
公式サイト:http://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1297745783757/index.html
開花予想日2023年3月21日(火)
一心行の大桜(熊本県・南阿蘇村)
南阿蘇村の春のシンボル的な存在として知られる「一心行の大桜」は、畑地帯にどっしりと咲く樹齢およそ400年といわれるヤマザクラ。
存在感のあるこの桜の木は、約50年前に落雷のため幹が6本に裂け、現在のような形になりました。落雷後にも台風などの被害を受け、幹に傷や空洞が確認されているそうですが、シーズンを迎えると見事に咲き誇ります。
柵に囲まれて大切に保護されながら、淡い薄紅色の花を咲かせ美しい姿を見せてくれる「一心行の大桜」。近くには菜の花の畑があり、黄色とピンクの美しいコントラストも人気です。
2023年3月23日(木)~4月16日(日)の期間、「南阿蘇桜さくら植木まつり」が開催される予定(開花状況により前後する可能性あり)。桜情報テレホンサービス(0967-67-3321)では、開花状況を確認できます(3月中旬より開設)。
一心行の大桜
所在地:熊本県南阿蘇村大字中松3226-1
公式サイト:https://kumamoto.guide/spots/detail/10228
開花予想日2023年3月22日(水)
平和記念公園(広島県広島市)
©︎ Leonid Velychkov / Shutterstock.com
広島市の中心部、爆心地に近い場所に世界平和を願う象徴として整備された「平和記念公園」。園内には約300本のソメイヨシノを中心とした桜があり、元安川沿いは見頃を迎えると美しい桜並木になります。河川遊覧船に乗って、ゆったりお花見もいいですね。
平和記念公園
所在地:広島県広島市中区中島町1
電話:082-504-2390
公式サイト: https://dive-hiroshima.com/explore/2621/
厳島(広島県廿日市市)
別名「安芸の宮島」と呼ばれる広島県の厳島。世界文化遺産「嚴島神社」のあるこの島には、ソメイヨシノのほか山桜やしだれ桜など、数種の桜の木が約1,900本。高台まで少し歩いて上ると、大鳥居や多宝塔といったこの地ならではの建物と桜が織りなす見事な絶景が楽しめます。
厳島
所在地:広島県廿日市市宮島町
公式サイト:https://www.miyajima.or.jp/
東京ミッドタウン(東京都港区)
六本木にあるラグジュアリーな大型複合施設「東京ミッドタウン」のビルと、その向かいにあるミッドタウン・ガーデンの間に続く200mもの桜並木「さくら通り」。頭上に咲き乱れる桜を見ながら並木沿いを歩いたり、道路に架かる歩道橋から並木を見下ろしてみたりと、さまざまな角度から桜景色を楽しめます。
2023年3月15日(水)〜4月16日(日)の期間、春の到来を祝うイベント「MIDTOWN BLOSSOM 2023(ミッドタウン ブロッサム)」が開催されます。屋外ラウンジが設けられ、限定スイーツやカクテルなども登場する予定です。
東京ミッドタウン
所在地:東京都港区赤坂9-7-1
公式サイト:https://www.tokyo-midtown.com/jp/facilities/green/sakura-gallery/
目黒川の桜並木(東京都目黒区)
東京の桜スポットのなかでも特に人気の高い、中目黒駅近くにある目黒川沿いの桜並木。約4kmにわたって目黒川の両端に約800本もの桜が咲き誇ります。大橋~日の出橋までの上流は川幅が狭く、川を覆うように咲き乱れる桜の姿が圧巻。下流に行くにしたがって川幅が広がり、風情の異なる桜を満喫できます。
2023年は3月26日(日)に「中目黒桜まつり」、4月1日(土)・2日(日)に「目黒イーストエリア桜まつり」が開催される予定です。開花期間中は日没から20:00までライトアップやぼんぼりの点灯が行われます。
目黒川の桜並木
所在地:東京都目黒区中目黒
開花予想日2023年3月23日(木)
根尾谷淡墨桜(岐阜県本巣市)
岐阜県本巣市、根尾西谷川沿いの淡墨公園内にどっしりと構える「根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)」。日本三大桜のひとつであり、国の天然記念物に指定されています。つぼみは薄いピンク、開花から満開までは白い花を咲かせ、散りぎわにかけて淡い墨色を帯びてくる特徴から、この名が付いたのだそうです。
樹齢1,500年ともいわれる老木で、一時は枯死するのではといわれるほどの状態になりながらも、たくさんの人の手によって助けられ、現在もなお見事に花を咲かせています。
根尾谷淡墨桜
所在地:岐阜県本巣市根尾板所字上段995
公式サイト:http://www.motosukankou.gr.jp/01_event/01_01_01.html
狩宿の下馬桜(静岡県富士宮市)
静岡県富士宮市の「狩宿の下馬桜」は樹齢800年以上といわれ、国内最古のヤマザクラとされています。1193年、富士の巻狩りの際に、源頼朝が馬から降りた所だそうです。
学名を「アカメノシロバナヤマザクラ」といい、花房4.5cm、花の直径3cm、樹齢800年以上で国内最古級。昭和27年3月に国の特別天然記念物に指定されており、日本五大桜のひとつに数えられています。
狩宿の下馬桜
所在地:静岡県富士宮市狩宿91
公式サイト:https://hellonavi.jp/detail/page/detail/1513
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)
©︎ MI7 / Shutterstock.com
鎌倉幕府が開かれた時代から続く歴史が受け継がれている「鶴岡八幡宮」は、観光名所としてはもとより、境内の源平池周辺は桜の名所としても知られています。
神宮に続く一本道の参道「段葛(だんかずら)」の桜並木は、2014年から2年間続いた改修工事で一新され、年を追うごとに枝ぶりが豊かに。段葛の桜並木は車道からも見られるので、ドライブがてらの花見も楽しめます。
鶴岡八幡宮
所在地:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
公式サイト:https://www.hachimangu.or.jp/
横浜みなとみらい(神奈川県横浜市)
©︎ picture cells / Shutterstock.com
横浜のベイエリア、横浜みなとみらいのJR桜木町駅から港の方向へ向かう通りに続く「さくら通り」。約500mの区間に約100本のソメイヨシノの桜があり、シーズンを迎えると横浜ならではの港の景色と織りなす美しい桜の風景が広がります。
桜並木の下を歩いたり、横浜ランドマークタワーや、ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」に向かう動く歩道からは、桜並木を見下ろす形で向こうまで続く桜の景色を俯瞰で楽しめます。
横浜みなとみらい
所在地:神奈川県横浜市西区
開花予想日2023年3月24日(金)
山高神代桜(山梨県北杜市)
日本最古の桜として知られ、日本三大桜のひとつにも数えられる、山梨県の実相寺にある「山高神代桜」。樹齢2000年ともいわれる老木で、大正時代に国の天然記念物の第一号として指定されたことで知られています。悠久の時を超えて今もなお美しい花を咲かせる貫禄ある佇まいが印象的。
この山高神代桜がある実相寺には、神代桜の小桜やソメイヨシノなど、ほかの桜もあり、美しい姿を見せてくれます。
実相寺・山高神代桜
所在地: 山梨県北杜市武川町山高2763
公式サイト:https://www.hokuto-kanko.jp/sp/sakura_jindai
開花予想日2023年3月25日(土)
紫雲出山(香川県三豊市)
瀬戸内の多島美を見渡す「紫雲出山(しうでやま)」。標高352mの頂上付近には、ソメイヨシノやヤエザクラなど約1,000本の桜が咲き誇り、山肌がピンク色に染まる美しい桜景色が広がります。
2023年3月25日(土)~4月10日(月)の期間は入場制限および交通規制を実施します。マイカーでの入山にはチケットの予約が必要です。チケット販売は2023年3月1日(水)正午からの予定。
紫雲出山(しうでやま)
所在地:香川県三豊市詫間町大浜乙451-1
公式サイト:http://www.mitoyo-kanko.com/mt-shiude/
※ 桜シーズン中は一部交通規制されているので、お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
哲学の道(京都府京都市)
京都・洛東の銀閣寺から若王子神社の橋まで、琵琶湖から引かれた疏水沿いに続く約2kmの遊歩道「哲学の道」。通り沿いには約300本の桜が植樹されており、京都の桜の名所として知られています。
この桜は、大正時代に日本画家の橋本関雪によって寄贈されたことから、地元では「関雪桜」と呼ばれて親しまれているのだとか。細い小道を覆うように桜が咲き、ピークを迎えるとピンク色のトンネルになり、のどかで風情のある桜を楽しめます。
哲学の道
所在地:京都府京都市左京区鹿ケ谷法然院西町
公式サイト:https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=8&tourism_id=2684
大阪城公園(大阪府大阪市)
大阪のランドマークのひとつ「大阪城」は関西で有名な桜の名所としても親しまれていて、大阪城公園内の「西の丸庭園」には桜の開花時期を判断する桜の標本木があります。この西の丸庭園にある約300本の桜を含め、公園内にはソメイヨシノを中心に約3,000本の桜があり、天守閣をはじめ石垣やお堀など和の情緒あふれる風景とともに、桜の景色が楽しめます。
2023年2月20日(月)~4月中旬には、園内に咲く梅と桜を楽しめる 「大阪城 春まつり 2023」が開催されます。今年は、コロナウイルスの流行により中止となっていた、大阪城を背景に夜桜を眺められる「西の丸庭園 観桜ナイター」と「有料BBQエリア」が2019年以来4年ぶりに復活するなど、大阪城公園一帯でお花見気分を盛り上げるさまざまなイベントが実施される予定です。
大阪城公園
所在地:大阪府大阪市中央区大阪城1-1
公式サイト:https://www.osakacastlepark.jp/articles/detail.html?id=74
新河岸川(埼玉県川越市)
幕末まで続いた城下町で、埼玉の小江戸と言われる川越。市内の氷川神社の裏に流れる新河岸川は、桜の名所として人気のスポットです。川沿いには「誉桜」と呼ばれる約100本のソメイヨシノの並木が続き、散歩したりドライブしながら花見を楽しむことができます。
新河岸川
所在地:埼玉県川越市氷川町
公式サイト: https://chocotabi-saitama.jp/spot/34422?back=1
石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市)
埼玉県北本市の東光寺境内に所在する「石戸蒲ザクラ」は、日本五大桜のひとつ。樹齢約800年とされる銘木で、国の天然記念物に指定されています。
植物学上では「カバザクラ」という和名で、野生種であるエドヒガンザクラとヤマザクラの自然雑種だそうです。自生するものは、この石戸蒲ザクラが唯一のもので貴重な種だとか。色の白い小ぶりの花を咲かせ、例年4月10日前後に見頃を迎えます。
石戸蒲ザクラ
所在地:埼玉県北本市石戸宿3-119東光寺境内
公式サイト:https://onl.sc/8UzwUW8
開花予想日2023年3月26日(土)
醍醐桜(岡山県真庭市)
日本名木百選に選ばれている、岡山県真庭市の「醍醐桜」。目通り7.1m、根元の周囲が9.2mもある、アズマヒガンという品種の巨木で、樹齢700~1,000年ともいわれています。里山に1本どっしりと構える、貫禄の存在感を漂わせる桜の木。
混雑を避けるには、早朝がおすすめだそう。山の麓にある駐車場に車を止めて、坂道を片道約40分ハイキングがてら桜を見に行くこともできます。
醍醐桜
所在地:岡山県真庭市別所
公式サイト:https://www.maniwa.or.jp/web/?c=spot-2&pk=1
奈良公園(奈良県奈良市)
奈良市街地の東一帯を占める「奈良公園」は、東大寺や春日大社など歴史の古い神社が建つ、奈良観光のハイライトとなる名所。
広大な敷地内には桜スポットがたくさんありますが、中でもおすすめなのが、春日大社参道の奥にある鷺池(さぎいけ)に浮かぶ「浮見堂」があるエリアです。屋根のついたお堂が池に浮かんでいるかのように佇み、周辺の桜と美しい景色を作り出します。
奈良公園
所在地:奈良県奈良市登大路町30
公式サイト:http://www3.pref.nara.jp/park/
吉野山(奈良県吉野郡)
奈良県の「吉野山」は、1,300年も前から桜の木が御神木として崇められている日本屈指の桜の名所。シロヤマザクラを中心に約200種3万本もの桜が山を覆いつくし、圧倒的な桜の風景が広がります。広大な範囲に及んでいるため、主に「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」の4カ所に見どころが分かれ、標高によって見頃が異なります。
吉野山
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
吉野町役場公式サイト: http://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/sakura/yoshinoyama/
開花予想日2023年3月28日(火)
赤城南面千本桜(群馬県前橋市)
群馬県前橋市の国道353号線沿いに約3.5kmにわたって続く、見事な桜並木「赤城南面千本桜(あかぎなんめんせんぼんざくら)」。山林の緑化目的で地域の人が始めたプロジェクトが、現在では北関東屈指の桜の名所として有名になりました。
赤城南面千本桜に隣接する「みやぎ千本桜の森公園」にも、37種類500本の桜や芝桜、菜の花が咲き、美しい春の景色が広がります。
2023年4月1日(土)〜16日(日)の期間、「赤城南面千本桜まつり」が開催される予定です。また、開花状況や新型コロナウイルス感染症拡大状況等により、変更や中止の場合もありますので、詳しくは、前橋市の公式サイトをご確認ください。
赤城南面千本桜(あかぎなんめんせんぼんざくら)
所在地:群馬県前橋市苗ヶ島町2511-2
前橋観光コンベンション協会公式サイト: https://www.maebashi-cvb.com/spot/1001
県立森林公園 さくらの里(群馬県・下仁田町)
妙義山の南麓にある「県立森林公園さくらの里」は、47ヘクタールの広大な敷地に約45種類の桜が5,000本近く植栽されている桜の名所です。豊かな自然環境の中、のどかな山の風景を背景に咲き誇る数々の桜。種類が豊富なので長い期間でいろいろな桜の風景が楽しめます。
県立森林公園さくらの里(妙義山さくらの里)
所在地:群馬県甘楽郡下仁田町大字上小坂1258
公式サイト:http://g-kikin.or.jp/sakura/sakutop.html
開花予想日2023年3月29日(水)
静峰ふるさと公園(茨城県那珂市)
茨城県那珂市の静神社の丘陵地が造成された「静峰(しずみね)ふるさと公園」。約12ヘクタールの園内には、約2,000本の八重桜をはじめとする数々の花が植栽されており、「日本さくら名所100選」にも名を連ねる名所です。
2023年4月14日(金)~27日(木)に「八重桜まつり」が開催され、4月18日(火)~25日(火)の期間は夜桜ライトアップ、4月23日(日)にはステージイベントが行われます。
静峰ふるさと公園
所在地:茨城県那珂市静1720-1
公式サイト:http://www.naka-kanko.jp/page/page000015.html
開花予想日2023年4月5日(水)
三春滝桜(福島県・三春町)
日本三大桜のひとつに数えられ、桜の木として初めて国の天然記念物に指定された名木「三春滝桜」。推定樹齢が1000年以上ともいわれ、四方に伸びた枝から淡いピンクの小さな花が無数に咲き誇る姿は、まるで花の滝が降り注ぐようです。
桜の開花時期のみ、観桜料(大人300円)が必要です。
三春滝桜
所在地:福島県田村郡三春町大字滝字桜久保地内
公式サイト:http://miharukoma.com/experience/183
開花予想日2023年4月9日(日)
小諸城址懐古園(長野県・小布施町)
©︎ IamDoctorEgg / Shutterstock.com
長野県有数の桜の名所として知られる「小諸城址 懐古園」は、園内にソメイヨシノをはじめ、しだれ桜やヒガン桜など数種類の桜が植栽されています。本丸跡を囲うように建てられている石垣の上は、桜が咲き乱れる園内を見下ろせる絶景ポイント。
小諸城址 懐古園
所在地:長野県上高井郡小布施町山王島
公式サイト:https://www.city.komoro.lg.jp/kaikoen/
開花予想日2023年4月17日(月)
県道300号線沿い(岩手県・平泉町)
岩手県平泉町にある天台宗の東北大本山「中尊寺」とJR平泉駅を結ぶ県道300号線(旧国道4号線)に、1.5kmにわたって続く桜並木。道路の両側に桜が植樹されており、満開時には「桜のトンネル」をドライブで楽しめるスポットです。
平泉町(県道300号線沿い)
所在地:岩手県西磐井郡平泉町平泉
小岩井農場(岩手県雫石町)
©︎ Shawn.ccf / Shutterstock.com
岩手山を望む広大な大自然の中に広がる「小岩井農場」。酪農を体験できるアクティビティなど、子どもから大人まで楽しめる観光農園です。国の重要文化財に指定されている牛舎近くには、約90本のソメイヨシノがあるほか、牧草地に根を張る一本桜も人気。
小岩井農場
所在地:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
公式サイト:https://www.koiwai.co.jp/makiba/
開花予想日2023年4月19日(水)
芦野公園(青森県五所川原市)
©︎ lydiarei / Shutterstock.com
作家の太宰治が少年時代に遊んでいた地として知られる「芦野公園」。津軽半島きっての桜の名所として有名で、敷地内には約1,500本の桜があります。レトロで小さな駅舎と満開の桜が織りなす風景が特に人気。
2023年4月29日(土・祝)~5月5日(金・祝)の期間、「金木桜まつり」が開催される予定です。
芦野公園
所在地:青森県五所川原市
公式サイト:http://www.city.goshogawara.lg.jp/tourism/view/ashinokouen.html
弘前公園(青森県弘前市)
東北地方で唯一の現存天守を有する「弘前公園」は、全国屈指の桜の名所としても知られる地。敷地内には日本最古級のソメイヨシノをはじめ、約50種2,600本の桜が植栽されています。桜の花びらがお堀を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」の風景も有名です。
2023年4月21日(金)~5月5日(金・祝)には「弘前さくらまつり」が開催されます。
弘前公園
所在地:青森県弘前市下白銀町1
公式サイト:https://www.hirosakipark.jp/sakura/cherryblossomfestival.html
開花予想日2023年4月26日(水)
五稜郭公園(北海道函館市)
©︎ Nathapon Triratanachat / Shutterstock.com
北海道函館市にある「五稜郭跡」は、星型をした城壁が特徴の国定史跡公園。公園内にはソメイヨシノを中心に、約1,600本の桜が植栽されており、シーズンになるとお堀の内外の各所に桜の花々が咲き乱れます。近くの五稜郭タワーは、桜が咲き誇る五稜郭城跡を一望できる絶景スポットです。
五稜郭公園
所在地:函館市五稜郭町44
電話:0138-31-5505(五稜郭公園管理事務所)
公式サイト:https://www.hakobura.jp/db/db-fun/2011/04/post-68.html
開花予想日2023年4月28日(金)
母恋富士下の桜並木(北海道室蘭市)
©︎ 室蘭市
北海道室蘭市の「母恋富士下の桜並木」は、約29種類、130本余りのソメイヨシノやカンザンなどが5月上旬から6月上旬まで咲きほこり、花吹雪を演出してくれる並木道。
また、宮城県塩竈市の鹽竈(しおがま)神社に3年がかりで足を運んだ末、許可を得た門外不出の「鹽竈桜」や、京都御所の「御車返し」、兼六園の「菊桜」などの桜もあります。
母恋富士下の桜並木
所在地:北海道室蘭市母恋北町1丁目
公式サイト:http://muro-kanko.com/see/flower.html
開花予想日2023年4月29日(土)
円山公園(北海道札幌市)
©︎ 札幌市
北海道札幌市の「円山公園」は、隣接する北海道神宮境内とともに札幌を代表する桜の名所。天然記念物の原始林が広がる園内にはエゾヤマザクラ、ソメイヨシノなど約160本の桜が植えられています。
円山公園
所在地:北海道札幌市中央区宮ケ丘3
公式サイト:http://maruyamapark.jp/
開花予想日2023年5月10日(水)
別保公園(北海道・釧路町)
©︎ 釧路町
北海道・釧路町の桜の名所「別保公園」は、5月下旬に見頃を迎えることから「日本一遅い桜」として有名。園内には600本以上の桜の木が植えられています。
毎年5月に行われる日本一遅い桜まつり「釧路町桜まつり」では、郷土芸能などの催し物を楽しめます。
別保公園
所在地:釧路郡釧路町字別保原野南
公式サイト:https://www.welcome-kushirocho.jp/event/
※開花予想日は日本気象協会の観測地点の情報をもとにしており、紹介している名所は各県の観測地点と一致しない場合もあります。
[参考]
・桜開花予想 2023-日本気象協会
[Photos by Shutterstock.com]