今日の地図記号は「消防署」
アルファベットの「Y」のようなこの地図記号、こちらが表現しているのは「消防署」でした!
消防署の支所、出張所や分遣所など、消防士がいるところをあらわしています。
出典元: Alexander Gatsenko / Shutterstock.com
この記号のもととなったのは、かつて、火を消す道具として使われていた「さすまた」。
水が貴重な存在だった江戸時代には、火を消すために大量の水を使うことができませんでした。さらに、現代のようなポンプ車やホースもないので、消火は困難。延焼を最小限に食い止めるために、さすまたなどの道具で家を壊し、火が燃え広がるのを防いでいたのです。
番号:55
名称:消防署
適用:消防組織法(昭和22年法律第226号)第9条第1号及び第2号に規定する消防本部及び消防署を表示する。
参考:国土地理院 https://www.gsi.go.jp/top.html
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