starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ヴェルサイユ宮殿監修!六本木で「マリー・アントワネット展」開催中




はじめに


「パンが無ければ、お菓子を食べればいいじゃない」というセリフで有名なマリー・アントワネットですが、実は、彼女が発言した言葉ではないと知っていましたか?
発言した人は別にいて、当時のアンチ「マリー・アントワネット派」から勝手にそういうエピソードを作られたと言われています。
今回は、そんなマリー・アントワネットの真実の姿を知ることができる「マリー・アントワネット展」についてご紹介いたします。

マリー・アントワネット展とは?


東京にある六本木ヒルズ・森タワーの52階「森アーツセンターギャラリー」で2016年10月25日から2017年2月26日まで「マリー・アントワネット展」が開催されています。

ルイ16世の妻として1770年オーストリアから嫁いだマリー・アントワネットは、人生で最も輝いた20年をヴェルサイユ宮殿で過ごしました。今回のマリー・アントワネット展は、日本で初めてヴェルサイユ宮殿が企画・監修し、マリー・アントワネットの宮廷生活を連想させる絵画や、愛用した家具、食器、そして革命期に着用していたとされる衣服など200点を展示しています。

また、ヴェルサイユ宮殿内でマリー・アントワネットの唯一のプライベート空間であった「プチ・アパルトマン」も原寸大で再現されています。

マリー・アントワネットの波乱万丈な人生に迫る、特別な展覧会となっています。 マリー・アントワネットの魅力

マリー・アントワネットの魅力


宮殿内にある王妃の居室
©Château de Versailles (Dist. RMN-GP)/©Christophe Fouin



マリー・アントワネットは、オーストリアの女帝マリア・テレジアの15番目の子供です。そのため、あまり宮廷作法などの厳しい教育を受けることなく、のびのびと過ごしていました。

そんなマリー・アントワネットに転機が訪れるのは14歳の時。後にフランス国王となるルイ16世王太子の妻としてフランスに嫁ぎます。若かったマリー・アントワネットはヴェルサイユ宮殿にて、豪華絢爛なフランスの社交界にデビューします。

それと同時にパリのファッションを目の当たりにしたマリー・アントワネットは、流行に敏感な10代半ばの少女であったことから、最新のファッションを追い、やがてフランス社交界のファッション・リーダーとなるのです。

しかし、その反面で、宮廷内の堅苦しい作法などを嫌い、必要な場合にしか正装せず、普段は木綿の白いドレスなどのシンプルなファッションを好んでいました。

今回は、そんな彼女の煌びやかな社交界での様子から、シンプルさを好むのびのびとした一面を絵画や展示品、マリー・アントワネットのプライベート空間である「プチ・アパルトマン」の再現などから見ることができます。

フェルゼン伯爵との恋の証拠


今回のマリー・アントワネット展の目玉の1つともいえるのが、マリー・アントワネットからスウェーデン人将校であるフェルゼン伯爵へ送ったとされる手紙の複製と暗号表の実物です。フランス革命勃発後も、ひそかに暗号を使って手紙のやり取りをしていたふたり。一部は黒く塗りつぶされていましたが、2016年1月にその内容の一部が発表されました。

マリー・アントワネットは、フェルゼン伯爵と恋仲にあったと言われています。しかし、その恋にスウェーデン国王グスタフ3世の国益に準ずる意図があったともいわれていますが、手紙を見る限りでは2人の親密さは明らかです。

王妃の死後、約200年ほど2人の関係を立証する研究成果が発表されてきましたが、黒く塗りつぶされた手紙の解読はされていませんでした。約200年越しの2人のラブレターを自分の目で確かめることができますよ。


◆ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展
美術品が語るフランス王妃の真実
住所:東京都港区六本木6丁目10 六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリー
電話番号:03-5777-8600
営業時間:10:00~20:00(2016年10月25日~2017年2月26日)
※ただし火曜日は17:00まで
定休日:開催期間中は無休

ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実


コラボグルメも要チェック

コラボグルメも要チェック


マリー・アントワネット展の開催期間中、六本木ヒルズでは各レストランやカフェでコラボメニューが展開されています。

ヴェルサイユ宮殿のファッションリーダーでもあったマリー・アントワネットの洗練された美意識にインスパイアされ、見た目もロマンチックで美しい特別料理コースやデコラティブなスイーツが楽しめます。

現在は第1弾となるメニューが展開されており、年明けからは第2弾のメニューが始まります。

「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」ではスペシャルデザートが登場するランチコース、ディナーコースを提供し、「フレンチ キッチン」では「グランド ハイアット 東京」が贈る限定ディナーを用意するなど、一流店がコラボメニューを展開しています。

第2弾のメニューのテーマは「りんご」。マリー・アントワネットが愛した「りんご」を題材に、各店がスペシャルな一品を提供する予定となっています。

マリー・アントワネット展 コラボレーションメニュー



おわりに


マリー・アントワネットは、母親であるマリア・テレジアの影響で日本の漆喰製品を愛用していたことも有名で、今回は愛用していた調度品なども展示されています。ぜひ、マリー・アントワネットの真実の姿を「マリー・アントワネット展」で確かめてみてはいかがでしょうか?



    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.