はじめに
全国的にコロナウイルスが流行している今、免疫力を高める効果があるとされる発酵食が注目されています。そんななか、星野リゾートの施設に「発酵」をテーマにしたプランが登場。お出かけがままならない今だからこそ、ゆったりおこもり滞在で、今までにない驚きの発酵料理を堪能してみませんか。
【１】フランス料理×発酵食＝絶品＆免疫力アップ！ 星のや東京の「Nipponキュイジーヌ ～発酵～」
ラグジュアリーな日本旅館の「星のや東京」に、8月1日から新コースが登場しています。その名も「Nipponキュイジーヌ ～発酵～」。星のや東京の屋台骨を支える料理長が、このコースのために日本全国からあらゆる発酵食品を厳選、黒にんにくや酒盗（しゅとう）といったフランス料理ではめったに使われない食材を、フレンチの技法を使って繊細かつ上品な逸品に仕上げています。
普段は魚と野菜中心の料理を提供していますが、今回のコースでは肉料理も登場します。コロナの影響でフードロスとなってしまった食材を積極的に使っているのもポイントです。
ため息が出るほど美しい発酵料理の数々にウットリ
料理長の代表的な料理の一つである「『石』五つの意思」は、酸・塩・苦・辛・甘の五味を一口サイズの料理にギュッと詰め込んだ一品。その一つひとつに、塩麹や酒粕など日本古来の発
酵食品で味付けがされています。
メイン料理の「『彩』鴨」は、出荷時期に消費量が減ってしまった鴨肉をローストして鴨出汁のコンソメスープを合わせた逸品。味の決め手は、徳島県で古くから作られている豆味噌の「ねさし味噌」で、コク深いスープと柔らかな鴨肉がマッチします。
9月からは「熟鮨」や「豆腐よう」を使ったメニューも登場予定。味覚をフルに働かせて、繊細な味の違いを確かめましょう。
さらにデザートには蝶の形が印象的な「『蜜』桃」。爽やかなヨーグルトアイスと上品な甘さの桃のコンポートに合わせるのは、那須「森林ノ牧場」の牛乳で作られたミルクジャムソースです。初めから終わりまで発酵食品尽くしのコースを、ぜひ味わってみてください。
◆星のや東京
住所：東京都千代田区大手町1丁目9番1
電話番号：0570-073-066（星のや総合予約）
◆Nipponキュイジーヌ ～発酵～
金額：1名14,000円（税・サービス料 10％別、宿泊料別）
予約：前日までに要予約
「星のや東京」公式サイトはこちら
【２】到着から帰りまで発酵尽くし。星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳の「発酵ステイ」
9月17日（木）～10月16日（金）の日程限定で登場する「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」の「発酵ステイ」は、チェックインからチェックアウトまで常に“発酵”とふれあえる宿泊プランです。
到着後、まずはウェルカムドリンク＆スイーツのプレゼント。りんごの発酵酒であるシードルと発酵カカオ豆を使ったチョコレートのセットが、コルクバッグに入れられて用意されます。夕食前の空いた時間に、お部屋や敷地内の森など好きな場所でアペリティフとして楽しめますよ。
お待ちかねのディナーは、イタリア料理と発酵食品がコラボした全5皿の特別コースです。マスの塩麴漬けに味噌の風味を合わせた一皿など、すべての料理に発酵食品を使用。料理それぞれに味を引き立てるワインがペアリングされていて、一皿ごとに食事とワインの味わい深いマリアージュが堪能できます。また、朝食の和洋ビュッフェでも、ヨーグルトを使ったサラダ「ザジキ」やビネガーを使った野菜料理「ラぺ」といった発酵料理を楽しめます。
発酵食のひとつ、ワインに囲まれた客室にも注目
宿泊するのは、ボルドーカラーのインテリアが印象的なワインスイートメゾネット。ワインも、山梨県・長野県を代表する発酵食品の一つです。客室にはソムリエ厳選の季節のワインが収められたワインセラーや、ワイン造りの過程で出るブドウの搾りかすで染めたレザーなど、ワインに関するものが至る所に置かれています。
発酵の過程を学び、テイスティングもできるプログラム「ワインの学校」にも参加できるので、発酵についてより深い知識を得ることも。食事以外にも体験から“発酵”と共に過ごすことができる、おすすめのプランです。
◆星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳
住所：山梨県北杜市小淵沢町129-1
電話番号：0570-073-055（リゾナーレ予約センター）
◆発酵ステイ
期間：9月17日（木）～10月16日（金）の木曜日、金曜日チェックイン
金額：1～4名（1日2組まで）79,100円～
予約：14日前までに要予約
「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」公式サイトはこちらから
おわりに
発酵食品を思う存分堪能できる2つのプラン。健康志向が高まる今、コロナに負けない体づくりはもちろん、非日常空間で心も身体もリフレッシュさせることで、自粛疲れをたっぷり癒しましょう。
大谷翔平・野球ニュース