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奄美観光大使・とまこおすすめ!徳之島へはフェリーで行こう!那覇と奄美にちょい寄りする楽しい旅路【連載第31回】




はじめに


前回、前々回と徳之島の絶景をご紹介しましたが、そもそも徳之島ってどう行くの!? そう思った方も多いのでは? 今回は、往復の移動時間すら思いっきり楽しめる、ちょい寄りルートをご紹介いたします。旅路もしっかり楽しまなくっちゃね!

Text&Photo:とまこ

沖縄本島・徳之島・奄美大島にも上陸! フェリーを使ったルートイメージ


徳之島は鹿児島県に属する奄美群島のひとつで、沖縄本島の北に連なっています。考えやすいルートは鹿児島空港からのフライトですが、奄美群島の中心・奄美大島からも沖縄本島からもアプローチできるのです。それらを経由地に取り入れるのが、旅路を楽しく飾れる秘訣!

飛行機で那覇へ行き、船で徳之島へ。帰りはプロペラ機で奄美大島へアクセスしたら、飛行機で最寄りの空港へのルートを辿るのがおすすめです。 まずは那覇へGO! わいわい賑やかな那覇の夜を満喫

まずは那覇へGO! わいわい賑やかな那覇の夜を満喫


まずは沖縄本島へ。那覇への飛行機はたくさん飛んでいるので、予算や時間の都合に合わせやすいのも嬉しいですね。

次に乗るフェリーの出航は朝の7時なので、必然的に那覇で一泊することになります。この、ついでに来ちゃった感覚で宿泊して、飲み歩くのは旅っぽくて楽しさ倍増でしょう? 

那覇は飲み屋さんがいっぱい、お店選びは迷っちゃいますね。そんな時「うりずん」はいかがでしょうか? 雰囲気のいい沖縄料理屋さんで、味も抜群! メニューもいっぱいあって、料理写真が並んでいるメニュー表を見ているだけでも楽しくなれちゃうほどですよ。泡盛の種類も豊富。普段飲みなれていなくても、現地で現地のお酒にトライするのは楽しいですね。


◆うりずん
住所:沖縄県那覇市安里388-5
電話番号:098-885-2178 フェリーで出航! 海の上でゴロゴロする贅沢タイム

フェリーで出航! 海の上でゴロゴロする贅沢タイム


さぁ、離島ならではのフェリー旅の時間です! 所用時間は約9時間(大人片道・二等4690円)。7時に那覇港を出航して、各地の港に寄りつつ(本島の本部・与論島の与論・沖永良部島の和泊)夕方4時に徳之島の亀徳港に到着です。
船内にはゴロゴロスペースがあるので、まずは場所を確保してください。くれぐれも貴重品は身につけてくださいね。
船によって多少変わりますが、他にちょっとしたラウンジスペースやレストラン、ベンチコーナー、自動販売機コーナーなどがあります。もちろん甲板にも出られます。

眠たくなったらゴロンと眠り、お茶したくなったらラウンジスペースへ行き、大海原を眺めたくなったら甲板へ。ダラダラ欲求を存分に叶えてくれる、贅沢三昧の時間となるでしょう。
ちなみにここは和泊港。寄港時の人や物の動きを眺めるのもなかなか面白いですよ。

夕方4時30分に亀徳港に入港。船で違う陸地に降り立つ瞬間ってすごく独特です。違う陸から、文明の利器に運ばれてやって来た感、味わっていただきたいです。

さあ、この後はあなたの時間の許す限り、存分に徳之島を楽しんでください。


朝日と夕日のスポットについては先にご紹介したので、合わせてどうぞ。


プロペラ機に乗って、超ショートフライト

プロペラ機に乗って、超ショートフライト


存分に楽しんだら、帰りはプロペラ機を使ってみませんか? 徳之島から奄美大島へは、火〜土曜の午前と午後に1便ずつ、週10便飛んでいます。

機体が小さくて、おもちゃみたいな雰囲気がかわいいでしょう。プロペラ音はなかなかうるさいけれど、ブルンブルン頑張って飛んでくれている様子が愛おしくなるかもしれません。
フライト時間は約30分。離陸して空や陸地に見とれていると、あっという間に機体は着陸態勢に。このワープ感も面白いですよ。 乗り継ぎ時間も楽しんで! 外国みたいな白砂ビーチでプリップリの伊勢海老を

乗り継ぎ時間も楽しんで! 外国みたいな白砂ビーチでプリップリの伊勢海老を


もしあなたが、午前の便で奄美大島へやって来て、その日の午後の便で奄美大島を経つなら、近場のとびきり美しいビーチで贅沢なランチはいかがですか? バスを使って往復できますよ。

バス乗り場はターミナルのすぐ前です。名瀬行きに乗って、「ばしゃ山(=芭蕉群生地)」で降りてください。すぐ目の前に「奄美リゾートばしゃ山村」があります。ここのレストラン「ばしゃ山村レストランAMAネシア」は、立地も味も最高なんです! 席は白くて長いビーチに面したテラスを選んでみませんか。向こうに見えるのは遠浅の真っ青な海。南国空気にとろけてしまいそうです。
これは「伊勢海老定食(5,000円)」。伊勢海老の他に、お刺身や角煮、トビンニャという奄美ならではの貝やサザエなど、奄美の贅沢がどんどん出て来て幸せいっぱいです。ランチとしては高めですが、このルートの場合は、ちょっとの時間しか奄美と触れ合えないので、島のお宝を一気に堪能するのもいい案かもしれません。

ちなみにお手頃価格の美味しいランチも揃っています。奄美名物の「鶏飯(1,200円)」や、「エビフライ定食(1,500円)」「料理長のおまかせパスタ(1,300円)」など、迷っちゃいますね。
ばしゃ山村リゾートのあるエリアを空から見るとこんな風。サンゴ礁とリーフエッジがビーチからでもよく見えます。外国来た!って思っちゃうかもしれません。

ランチの後は、ビーチをお散歩したり、泳いだり。飛行機を乗り継ぐ数時間も、すみずみ堪能してくださいね。


◆ばしゃ山村レストランAMAネシア
住所:鹿児島県奄美市笠利町大字用安1246-1
電話番号:0997-63-1178

おわりに


いかがでしたか? 目的地だけでなく、移動の時間ごと満喫できたら旅の楽しさは倍増ですね。ちょっと遠回りをして、いつもと違う乗り物に乗って、旅路をまるっと楽しんでください。


◆とまこ
明治大学在学中からバックパッカーとしてデビューし、卒業後は秘境ツアーコンダクターに。現在は旅作家&おしゃれパッカーとして本の執筆や講演、TV出演など多方面で活躍中。著書に『離婚して、インド」(幻冬舎文庫)、『世界の国で美しくなる!」(幻冬舎)など既刊12冊。2017年9月20日には新刊『台湾で朝食を 日常よ、さようなら!』(メディアパル)発売。
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