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【動画】旅には風呂敷1枚あればいい!? ふろしき王子に教わる! 旅先で使える3つの活用術




はじめに


エコや環境問題への関心から風呂敷を使うようになり、少ない荷物を風呂敷で包んで旅をするうちすっかりそのおもしろさにハマってしまった横山さん。旅を続ける中で様々な活用術を編み出し、今では全国各地で講演を行うほかテレビなどでもひっぱりだこ! そんな“ふろしき王子“こと、横山功さんに旅先で活用する使い方を教えてもらいました。

基本の結び方


◆真結び
一度結べばほどけにくい、重い荷物を支えるのに便利な結び方です。

①左右の風呂敷の端を持ち、a(ピンク)を上にして交差させます。

②aをb(水色)に巻きつけるように1回結びます。

③aを上にしてもう1回結び、

④両端をひっぱって完成。


◆真結びのほどき方
①a(ピンク)の下を左手で持ち、右手でaの先端をつかみます。

②つかんだaが一直線に延びるように、b(水色)の方向にひっぱります。

③左手でaの下を持ったまま、右手でbの結び目を軽くにぎり、

④右方向へひっぱると、ほどけます。
※固い場合は、bの側で①から同様にしてみてください

ふろしき王子に教わる! 旅先で使える3つの活用術


【活用術1】荷物が増えたときに便利! 買い物袋


旅先だといつも以上に張り切って買い物してしまうもの。増えた荷物が旅行鞄に入らない……!なんてことも。そんなときに風呂敷一枚持っていれば、かさばる荷物を1つにまとめることができるんです。


①風呂敷の四すみ、となりどうし2カ所ずつを小さく真結びにします。

②結び目が左右にくるように置くと、袋状になります。

③荷物を入れたら、左右の結び目のわっかに手首まで通し、

④対向する結び目をつかんで、左右にひっぱります。

買い物袋の完成!

【活用術2】急な気温変化も安心! ポケット付腹まき


昼間は暖かくても、夜になると肌寒く感じる今の季節に重宝する腹巻き。風呂敷一枚でも十分温かいですが、ポケット付なのでカイロがあればさらに保温効果がアップします。
①対角線上の2つのすみを真結びし、

②結んでいないすみが左右になるようしたら、

③半分に折りたたみます。

④ポケットが上になるようお腹の前で結んだら……

くるっと位置をずらして完成!

【活用術3】重い荷物をラクに! トートバッグアレンジ


旅先で荷物が増えたとき、雨などで両手がふさがったとき、持ってるトートバッグにひと工夫することで、ショルダーバッグにアレンジできます。バッグの持ち手が肩に食い込むのを防ぐので、重い荷物でもラクラク抱えることができますよ。
①小さめの風呂敷を三角形に折り、幅3cmくらいに巻いていきます。

②トートバッグの持ち手に通して

③小さめに真結びをしたら、

④結び目が上になるように輪をたたんで、肩にかけます。


これなら斜め掛けもラクラク!

我慢の旅のはずが、楽しくなってしまった


――風呂敷に興味を持ったきっかけは?

もともと生き物が好きだったんです。でも出身地である浅草には生き物が育つような自然環境が少なくて、学生時代は環境を守るためにどうしたらいいか考えてましたね。ゴミを減らしたいと思って、ポリ袋から風呂敷に変えたのが最初です。

――風呂敷を持って日本各地を旅したそうですね。

学生のときに、文字通り風呂敷1枚に入るだけの荷物で、青春18きっぷを使って1人旅しました。初めはお弁当箱を結ぶ方法くらいしか知らなくて、エコのため、我慢の旅のはずだったんですが、必要なものを自分で工夫して作るうちにだんだん楽しくなってきちゃって。風呂敷ってほんとに何にでもなる材料なんです。困っている人を助けたり、コミュニケーションのきっかけづくりにもなりますしね。

――印象的だったエピソードはありますか。

だんだんと荷物が増えてきて、重いし、両手が塞がるし、どうしようって。そしたら京都のお土産屋のおばあさんに「背中に背負ったら?」って教えてもらって。やってみたらびっくりするくらい楽だったんです。これはすごい! って思いましたね。長良川のほとりで風呂敷片手にあれやこれや新しい方法を考えたのもいい思い出です。

――横山さんにとって風呂敷とは?

体の一部です。風呂敷を背負ったときのベストな歩き方や走り方も身に付いているので、荷物を背負って走ってもまったくブレないんですよ、僕。なんで好きなの? と聞かれてもこれが僕の日常という感じです。

広めようとしたわけじゃなく、楽しくて続けていたら口コミ効果で「教えてほしい」と声をかけられるようになりました。そのうち肩書きがないと紹介しづらいからと、当時ハンカチ王子が注目されていたから冗談で「ふろしき王子にでもしておいてください」といったらそれも一緒に広まっちゃって(笑)。自分でも予想外です。

おわりに


エコや環境への関心がきっかけだったという横山さん。ちなみに下着はヒモと手ぬぐいで作ったふんどしを愛用しているのだそう。「洗いやすくて乾きやすいし、バラせば荷物にならないのでおすすめですよ」。不便と感じず素直に面白がる横山さんならでは! 物にあふれた今の時代に、聞いていてすがすがしい気持ちになりました。
みなさんもぜひ、ふだんのお出かけや旅先で風呂敷1枚、カバンに入れてみませんか? 旅がさらに楽しく便利になること間違いありません。

◆ふろしき王子・横山功
幼少期より生き物への関心が高く、学生時代に環境やエコへの興味から「少しでもゴミを減らそう」と風呂敷を使いはじめる。風呂敷を担ぎながら全国各地を旅し、独学で風呂敷の結び方や活用術を習得。「ふろしき王子」の愛称でテレビや雑誌でも取り上げられるほか、日常から旅、災害時などあらゆるテーマ活風呂敷の実践型ワークショップを行っている。最新刊『そのてをうえに』は公式サイトにて注文受付中。


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