ハイパーループ・テクノロジーズがロブ・ロイドのCEO就任を発表

シスコシステムズの前プレジデントのCEO就任、エミリー・ホワイトの顧問兼取締役会オブザーバー就任、ロサンゼルス中心部の本社の拡張、テストトラックの2017年までの完成計画を発表

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
ハイパーループ・テクノロジーズは本日、ロブ・ロイドが最高経営責任者（CEO）として当社に入社すると発表しました。ネットワーク技術で20年に及ぶ経験を持つベテランのロイドは、直近ではシスコシステムズのプレジデントを務めました。CEOとしてトップの役職に就くことに加えて、ロイドは当社に投資し、取締役会にも参加します。ハイパーループは路線全体にわたってチューブを設置する運輸システムで、チューブ内部の環境を制御して、人や貨物の極めて高速な移動を実現します。

また、エミリー・ホワイトも顧問兼取締役会オブザーバーとしてハイパーループ・テクノロジーズに仲間入ります。フェイスブックとグーグルに長年勤務し、直近ではスナップチャットの最高執行責任者（COO）を務めました。ロイドとホワイトは、共同会長のシャービン・ピシュバーとデビッド・O・サックス、ピーター・ディアマンディス、ジョー・ロンズデール、ジム・メッシーナという著名人から成る取締役会に参加します。

ハイパーループ・テクノロジーズのロブ・ロイドCEOは、次のように述べています。「当社のチームやビジョンと、ハイパーループの実現に向けて真剣に取り組む優秀なチームに、大いに感銘を受けました。これは3兆ドル規模の運輸業界に劇的な影響を与える機会として、信じられないほど素晴らしいものです。ハイパーループは5番目の運輸形式であり、これまでで最も効率的な運輸ネットワークになるでしょう。巨大な世界市場を相手に、ハイパーループ・テクノロジーズを未来へと導く一生に一度の機会です。」

ハイパーループ・テクノロジーズは常勤従業員50人以上のチームを雇用しており、従業員数は拡大を続けています。ロサンゼルス中心部のアーツ地区にある当社の本社ビル3棟は3エーカーの敷地にあり、5万5000平方フィートのスペースを有しています。

これは何十年もの努力を要する取り組みです。この目的のため、ロイドは世界的な関係や提携の実現・活用という職務を担っていきます。ハイパーループ・テクノロジーズは、2016年後半～2017年前半にテストトラックの運用を始め、2020年までに準備・検証して商業的に実現可能となるシステムと製品ファミリーを開発するという準備の最中です。当社は、来年にかけて重要な技術開発と提携関係を発表する予定です。

ハイパーループ・テクノロジーズ共同創業者のシャービン・ピシュバーは、次のように述べています。「2014年にブローガン・バンブローガンと共にこの会社を設立した時、私たちは時期が来れば当社を率いる世界クラスの経営者が必要になると分かっていました。その革新と破壊的事業に取り組んだ20年以上の素晴らしい実績を考えれば、ロブ・ロイドは当社を率いるのに適任です。ロイドは、デジタル時代に変化を起こすネットワークの構築を支援し、今度は人や物がこれまで以上に高速移動するネットワークを構築することで、再び世界の変革を支えようとしています。私たちは、ロイドを迎えられて非常に幸運です。」

ブローガン・バンブローガン最高技術責任者（CTO）が率いる技術チームは、チューブの設計・製造、浮揚システム、ポッドの設計・熱力学、システム工学、推進技術の進歩を含め、独自の技術革新に先駆的に取り組んでいます。

ハイパーループ・テクノロジーズ共同創業者のブローガン・バンブローガンCTOは、次のように述べています。「当社のオフィス内で毎日起こっている技術革新の件数は驚異的です。技術者として本当に大きな課題を解決する機会を持つのはまれです。ハイパーループの構築は大仕事ですが、今や技術的にその実現は確実です。当社では最優秀の技術者50人以上がフルタイムで働いており、建設チームは日ごとに拡大しています。2015年には、ハイパーループが概念段階から進んで実現を確実にしました。ロイドは、ハイパーループの実現を確実にする提携先、資金、資源を得て、道を開いていきます。私たちは2016年に初走行が実現することを期待しています。」

ハイパーループ・テクノロジーズは、フォーメーション8、シェルパ・ベンチャーズ、Zhen
Capital、Caspian
VC、デビッド・O・サックスなどの一流投資家が財務を支えています。2014年の1000万ドルのシリーズA資金調達では2〜3カ月で資金が調達され、現在は8000万ドルのシリーズBラウンドで調達中です。

ハイパーループ・テクノロジーズについて：

ハイパーループ・テクノロジーズは、世界の運輸の次なる画期的手段として、貨物と乗客のための独自の運輸ソリューションに世界規模で取り組んでいます。2014年に設立された当社は、カリフォルニア州ロサンゼルスの中心部に本社を置いています。詳細については、http://hyperlooptech.comをご覧ください。

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