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JAL、新型肺炎で韓国・台湾便も減便へ 地元当局による日本への渡航自粛要請により需要減


日本航空(JAL)は、新型コロナウイルスによる新型肺炎の感染拡大を受けて、国際線運航便のうちすでに運休や減便が決まっている中国便に加えて韓国・台湾便でも 3 月 28 日まで一時運休及び減便を行うことを決定したと明らかにした。


2 月 18 日に新たに一時運休及び減便が決定したのは、成田ー釜山と羽田ー金浦(ソウル)の韓国線、及び関西ー桃園の台湾線。あわせて関西ー浦東(上海)、中部ー天津、羽田ー香港、成田ー香港の中国便も減便が決定した。


台湾の中央流行疫情指揮中心(中央感染症指揮センター)は、2月 14 日付けで感染症渡航情報で日本への渡航警戒レベルを1に引き上げたと発表。韓国でも 2 月 11 日付で日本など6つの国・地域への渡航自粛を自国民に対して要請している。


日本では 2 月 18 日時点で大規模な市中感染が発生するなど流行が認められる状況にはないが、現地当局による注意喚起や自粛要請などが勧告されたことで、旅行を見送る動きがすでに起きているようだ。


全日本空輸(ANA)でも、 2 月 13 日に需要減を受けて一部の国際線運航便で一時運休・減便対象を追加決定。関西ー北京、羽田ー上海、成田ー青島、成田ー大連の中国便で一時運休及び減便を決定していた。


《関連サイト》新型コロナウイルス関連肺炎の影響に伴う一部運休・減便について


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