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デルタ航空、通期は123億米ドルの損失 流動性は確保


デルタ成田

デルタ航空は、2020年第4四半期と通期の業績を発表した。



2020年通期は、123億8,500万米ドルの純損失を計上した。供給座席数は61%、旅客収入は70%減少、ロイヤリティ収入は51%、アメリカン・エキスプレスからの収入も30%、それぞれ減少した。期末時点の流動性は167億米ドルとなった。



2020年第4四半期は、7億5,500万米ドルの純損失を計上した。座席供給量が62%、旅客収入が74%減少し、航空券販売以外の収入が旅客収入を上回った。貨物収入が前年比10%増加した一方、ロイヤリティ収入は54%減少した。



2021年第1四半期(1月〜3月)は、1日あたり1,000〜1,500万米ドルの現金流出(キャッシュバーン)を見込んでいる。1日あたりのキャッシュバーンは、2020年第3四半期は2,400万米ドル、同第4四半期は1,200万米ドルだった。PSPの適用拡大で、アメリカ政府から約30億米ドルの資金調達を見込んでおり、2021年第1四半期末の流動性は180〜190億円となる見通し。



2020年には227機を退役させ、保有機種を2機種減の11機種とした。2025年までに400機近くを退役させ、保有機種を9機種にまで減らす。



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