エアアジアXの大阪/関西〜ホノルル線の就航や、日本航空(JAL)の東京/成田〜コナ線就航などで盛り上がりつつあるハワイ。2016年のハワイへの渡航者数は前年比3%増の900万人と、過去最高を記録している。日本人はそのうち150万人で、2017年にはハワイ州観光局は「ごほうび、ハワイ」として夫婦、家族などでの渡航を促進していおり、さらに多くの渡航者を見込んでいるという。今回、リニューアルを行ったばかりの「プリンスワイキキ」を訪れた。

ワイキキビーチに面する「ハワイプリンスホテルワイキキ」を全面リニューアルし、4月に「プリンスワイキキ」に名称を変更。全室オーシャンビューの部屋の刷新、インフィニティープールの新設などに、約5,500万米ドル(約60億円)を投資したという。モダンなデザインに機能性も高いだけでなく、日系ホテルということもありハワイアンスタイルのおもてなしの心を随所に感じることができた。

ロビーには800もの銅板のオブジェが吊るされている。ホテルがある場所にはかつてピイナイオ川が流れていたことから、床のラインで川、銅板はハワイ特有の回帰魚で、生まれた河口に成魚になった後に戻ってくる「ヒナナフィッシュ」を表現したという。魚は海に向かって進んでいるように配置され、利用者に海に出た後に戻ってきてほしいという思いを込めているのだという。銅板はホテルの従業員や家族の手作りで、オアフ島出身のアーティストであるカイリ・チュン氏の指導で製作した。

製作者には証明書をプレゼントしており、どの銅板が自分で作ったものなのかわかるようになっている。

インフィニティープールからはヨットハーバーを見渡すことができ、夕陽も眺めることができる。朝、昼、夜と違った表情で、1日中いても飽きない。プールとビーチ用タオルはフロントやプールサイドで貸し出しているので安心だ。

プールサイドには「ヒナナバー」を新設し、ハワイらしいドリンクを楽しむ事ができる。

客室は563室ある全ての部屋がオーシャンビューで、カーペットは砂浜をイメージ、壁には土地を浄化するナイオツリーの花であるナイオフラワーを描いた。バルコニーはないものの、窓は全面開放できる。特に小さい子供連れには安全で、おすすめ度が高い。バスタブは日本風に少々深めでゆったり。トイレはウォシュレット、シャワーブースにはハンドシャワーを設けている。

アメニティは「マリエ・オーガニクス」のもので、ナイオフラワーの香りに似たコケエの香りなのだという。筆者はいい匂いということはわかったので、最終日にはスーツケースに入れて持ち帰った。

その他に使い勝手が良いと感じたのは、引き出し式で大型のセーフティボックス。海外旅行、しかも取材ということであれば、大きなカメラやフラッシュ、パソコン、タブレット、さらにパスポートや財布といったたくさんの物を持って行くため、小さめのセーフティボックスだと収まらないこともある。引き出し式だとちゃんと中をはっきり見渡せるため、忘れ物の心配もない。

ベッドサイドには、AC電源とUSB電源がある。旅先ではスマートフォンだけでなく、タブレットやカメラといった電子機器を活用することが多いので嬉しいポイントだ。

クラブフロアの宿泊者限定で、「プリンスワイキキクラブラウンジ」の利用ができる。午前6時から午後9時までオープンしており、朝はコンチネンタルブレックファスト、夕方のカクテルタイムにはフィンガーフードなどとともに、ドラフトビールや赤白ワインも提供する。

2階には、ロビーを一望できる開放的なライブラリーを設けている。各席には電源を設けており、館内のWi-Fiを使って仕事をすることもできる。今回は2泊4日という短い期間だったものの、多くの仕事を溜め込んでしまったためライブラリーを毎日利用していた。この他に、1階のホノルルコーヒー前のテーブルにも電源があるが、ホノルルコーヒーの営業時間が午後5時までということもあり、今回は利用しなかった。

ワタベウェディングが5月1日にプリンスワイキキの最上階33階にオープンしたのは、全面オーシャンビューのチャペル「ラニレア チャペル」。地上約107メートルで、ハワイで唯一のパノラマビューのチャペル。日本からのゲストにも満足してもらうことができる料理を提供するという。マイナビウーマン調べでは国内の平均挙式費用は310.3万円である一方、海外では100万円から200万円程度と、新婚旅行と兼ねることが多いためリーズナブルに済むケースが多いという。ディスティネーションの中では、ハワイが圧倒的に人気が高いのだとか。

食事は「ワンハンドレッドセイルズ レストラン&バー」で提供する。朝食は午前6時から午前10時30分まで提供。日曜は午前10時から午後1時まで「サンデーブランチ」を提供する。ランチは午前11時30分から午後1時30分まで、夕食は午後5時30分から午後9時30分まで、バー&ラウンジは午前6時から午後10時まで(金・土曜は午後11時まで)営業している。朝食では日本食も用意している。

1泊につき31.41米ドルのリゾートチャージには駐車場(セルフパーキング)料金、ホテル・客室内でのWi-Fi、ボトルウォーター(1室1日2本)、客室内のコーヒーパケット、到着日のアメニティパッケージ(歯ブラシ2本、歯磨き粉、カミソリ)、ショッピングバッグ(1室1個)、到着日のウェルカムドリンク(1室2ドリンク)、国際電話を含む無料電話(1日60分まで)、シャトルバス(アラモアナ経由ワイキキ循環、ワイキキホテル経由ゴルフコース往復)、フィットネスルームの利用が含まれている。

この他に、東京・目黒の活美登利が海外第1号店としてオープンした「MATSUMIDORI SUSHI TOKYO」、「ホノルルコーヒー」などもホテル内にあり、1日中ホテルで満喫することも容易だ。

今回、筆者は2泊4日の日程で訪れたものの、プールやビーチでのんびりしたり、買い物などを楽しんでリフレッシュすることができた。お盆に休みや取れなかったというみなさん、ぜひ遅めの夏休みを「プリンスワイキキ」で過ごしてみてはいかがだろうか。

情報提供元:Traicy
記事名:「全面リニューアルした「プリンスワイキキ」、ハワイアンスタイルの”おもてなし”を体感【レポート】