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「ポルシェ」と「タグ・ホイヤー」が戦略的パートナーシップを締結! これを記念して新作ウォッチを発表


2月5日、ポルシェはスイスの高級時計ブランド「タグ・ホイヤー」と新たな戦略的パートナーシップを締結したと発表した。ふたつのラグジュアリーブランドは強固な提携関係を築き、スポーツの世界から製品開発までにいたる総合的かつ長期的なコラボレーションを生み出す。

モータースポーツやeスポーツ、そしてテニスやゴルフのトーナメントまで、両社のパートナーシップは多岐に渡る

このたびの発表に際して、ポルシェAGでセールスおよびマーケティングを担当するデトレフ・フォン・プラテン取締役は次のようにコメントしている。


「ポルシェとタグ・ホイヤーとの強力な友好関係は数十年間続いていますが、今回戦略的パートナーシップという枠組みで次なる段階へと進むことができたのは非常に喜ばしいことです。


両社においてお客様から最も愛されているものを統合します。それは、真のヘリテージ、スリリングなスポーツイベント、人生における他にはない体験、そして夢の実現です。私たちは素晴らしいことが起きる唯一無二の瞬間を生み出すために、共に尽力し前を向いて一緒に歩んでいくのです」

一方、タグ・ホイヤーのフレデリック・アルノーCEOは自社ブランドとポルシェのパートナーシップが適時に結ばれたとし、次のように述べている。


「タグ・ホイヤーとポルシェは歴史と価値観を共有していますが、それ以上に重要なのは、その姿勢を共有しているということです。私たちはポルシェのように、常に高性能を追求しているディスラプション(破壊者)であります。これによりタグ・ホイヤーとポルシェは、数十年にわたる親密な出会いを経て、ついに正式に提携し、両者に情熱を注ぐ顧客とファンのために比類のない体験と製品を生み出します。私たちのブランドと私たちが何を支持しているかをご紹介します」

このたびのパートナーシップ締結を記念して、発表されたのが「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ ポルシェスペシャルエディション」。数世代におよぶタグ・ホイヤーとポルシェの関係を表す名称であることから、初めて製品を製作するコラボレーションにとって当然と言えるネーミングだ。レーストラック上でもその外でも活躍するふたつの伝説的なブランドへのトリビュートとして、新作クロノグラフは、二社が共に成し遂げたことを初めて振り返っている。




この新作ウォッチは、協調、協力、協働の優れた実例。タグ・ホイヤー カレラ スポーツクロノグラフを基に、ベゼルに独自のタキメーターの目盛りを刻み入れ、ポルシェのデザインの真髄からインスパイアされた特徴を数多く織り込んでいる。性能、品質、革新のアイコンふたつを魅力的に融合したこのクロノグラフは、ポルシェとタグ・ホイヤーの世界をシームレスに統合し、いずれの本質も弱めることなく、両社の卓越を反映させている。

ベゼルにはポルシェの刻印が施され、インデックスにはブランド特有ポルシェのフォントが使用されている。レッド、ブラック、グレーは、ポルシェカラーでもあり、ホイヤーの歴史的なモデルも想起させるもので、ウォッチ全体に使われている。透明なクリスタルケースバックからはムーブメントの部品やその振動を鑑賞することができる。ケースバックは、有名なあのポルシェのハンドルへの愛あるトリビュートとして、新たにデザイン。ダイヤルのアスファルト加工はこのウォッチのために特別に開発されたもので、ロードへの熱い想いが完璧に表現されている。アラビア数字は、ポルシェの高級スポーツカーのダッシュボード上の数字をさり気なく表したものだ。




この画期的なタイムピースは、ポルシェのインテリアからインスパイアされた革新的なステッチ入りのラグジュアリーなカーフレザー製ソフトストラップ、もしくはレーシングカーの流線型デザインを模した連結ブレスレットが組み合わされる。ムーブメントは自社製の「キャリバー ホイヤー02」で、約80時間のパワーリザーブを実現。クロノグラフのメカニズムの垂直クラッチとコラムホイールは、ブランドの絶対的精度に対する揺るぎない追及を体現している。

両社のパートナーシップは多岐に渡る。2シーズン目を迎えたタグ・ホイヤーポルシェフォーミュラEチームはタイトル獲得を目指して闘う。ポルシェのフル電動レーシングカー「99Xエレクトリック」を操るのはアンドレ・ロッテラーと彼の新しいチームメイト、パスカル・ウェーレインだ。ポルシェは耐久レースにおいて長きにわたり成功を収めているが、ポルシェGTチームはタグ・ホイヤーと共に来たるFIA世界耐久選手権(WEC)に向けて準備を万全に整えている。今シーズンより世界中で開催されているワンメイクレース、ポルシェカレラカップの中からポルシェカレラカップジャパンを含む10シリーズでもパートナーシップの締結が予定されている。




サーキットでのレースに加え、タグ・ホイヤーはバーチャルレースにも携わり、ポルシェ・タグ・ホイヤー・eスポーツ・スーパーカップをサポート。 こうした豊かなヘリテージを共に有していることから、タグ・ホイヤーがポルシェの「クラシックな」イベントやラリーでもグローバルパートナーとなるのは自然な流れだ。

この他にも2種のスポーツ、ゴルフとテニスに対しても情熱を傾けている。シュトゥットガルトで開催される最大のテニスイベント「ポルシェ・テニス・グランプリ」は、1978年にスタートしたもので、スポーツカーメーカーであるポルシェが2002年から主催を務めている。タグ・ホイヤーは、この大会の時計とクロノグラフのオフィシャルパートナーとなる予定だ。そしてゴルフでは、2015年からヨーロピアンツアーで最も伝統あるトーナメントのひとつである「ポルシェ ヨーロピアンオープン」のタイトルスポンサーを務めている。今年は初めてタグ・ホイヤーがこのトーナメントのパートナーとして登場。ふたつのブランドは、様々なポルシェのエクスペリエンスのフォーマットを通じて忘れがたい瞬間を創造する。

多くの共通点を持つふたつのフランド

タグ・ホイヤーとポルシェには多くの共通点がある。豊かな歴史や革新性への評価から最新テクノロジー、パワフルで独立心あふれるマインドセット、デザインにおける優れた才気まで、共有しているものがたくさんある。半世紀を超える間、両社の物語は融合し、それは興味深いものとなった。




両社共に独学で学んだ起業家によって創業されたが、当時までさかのぼることができるヘリテージに類似性があることに対しては、当然ながらいろいろ意見があるだろう。エドワード・ホイヤーとフェルディナンド・ポルシェは、明確なビジョンを持ったパイオニアであり、ものづくりによってそれぞれの領域で変化を起こした。ホイヤーは最初にクロノグラフを作り、ポルシェは電気ホイールハブモーターを発明した。彼らの功績が認められ、開催年は異なるが、いずれもパリ万博でメダルを受賞している。 ホイヤーは1889年のパリ万博でメダルを授与され、ポルシェは1900年のパリ万博でローナー・ポルシェという革新的な電気自動車を発表した。




しかし、本当の意味で新たなパートナーシップの土台が築かれるのは創業者の子孫によってである。フェルディナンド・ポルシェの息子、フェリー・ポルシェは1931年、22歳の時に父の工房に就職し、1948年に家名を冠した自動車ブランドを立ち上げた。数年でポルシェの名前は世界中でレースを連想されるほどに認知度を上げ、1954年のカレラ・パナメリカーナのレースではクラス優勝を成し遂げた。レースでの好成績を祝って、搭載されていた最もパワフルなエンジンを、ポルシェでは「カレラ」と呼んでいる。




一方、エドワード・ホイヤーの曾孫息子であるジャックは、家業を継いで数十年になる。1963年、最初の「ホイヤー カレラ クロノグラフ」が生まれた。ドライバーがレースに夢中になっていてもひと目で時刻がわかるようにデザインにされたウォッチだ。この画期的なタイムピースとポルシェの最も強力なカレラエンジンは、野心、スピード、卓越した技術を具現化した「カレラ」(または「レース」)の精神で、初めてポルシェとホイヤーを結びつけた。ジャック・ホイヤーは、ホイヤー モナコの開発でも指揮を執った。これは、スクエア型のフェイスの耐水性オートマチッククロノグラフウォッチだ。モナコ公国の有名なモンテカルロ・ラリーやモナコ・グランプリを想起させるネーミングだがが、ポルシェは1968年から1970年まで連続3年間、シグネチャーの911モデルにより、モンテカルロ・ラリーにおいて優勝している。

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