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CT125ハンターカブは納車半年待ち!?  ならばどのカブに? 悩んでみた。買ってみた。


どのバイクを買おうかとあれこれ悩む時間は案外楽しいものだ。僕は今回、久しぶりに新車を購入することにした。選択肢はカブシリーズ。その中からどのタイプを選ぶかあれこれと思案した結果、ようやく1台を決定した。

ホンダ スーパーカブ110……280,500円(消費税10%を含む)

ホンダ クロスカブ110……341,000円(消費税10%を含む)

ホンダ スーパーカブC125……407,000円(消費税10%を含む)

ホンダ CT125・ハンターカブ……440,000円(消費税10%を含む)

CT125は納車半年待ち!?

 スーパーカブC125、そしてCT125ハンターカブの相次ぐ登場でホンダのカブシリーズは一気にラインナップが充実した。それだけに1台を選ぶのは悩み大きい作業となった。


 巷ではCT125ハンターカブに注目が集まっていて、納車も半年待ちという人気ぶりだ。実は当初、僕もCT125ハンターカブの購入を考えていた。オフロードテイストを盛り込んだボディスタイリングは往年のハンターカブのイメージを見事に表現していて、旅心を大いに刺激した。装備も充実しているので、ノーマルのままでちょっとしたアドベンチャーツーリングが楽しめてしまう。ボディはちょっと大柄だが、旅バイクとしてはなかなか魅力的だ。ただ、納車までの期間が長いことと、44万円という価格が二の足を踏ませる。

大人気のCT125ハンターカブ

 ならばクロスカブ110という手もある。CT125ハンターカブほどじゃないにしてもアドベンチャーバイクらしさがあるし、見た目にスタイルも悪くない。アフターマーケットでのカスタムパーツも豊富に出回っているので、自分好みにカスタムするにも最適だ。2代目となって信頼性が高まったことも見逃せない。価格も34万1000円~と、ハンターカブより10万円も安い。はっきりいって10万円あればカスタムパーツがかなり買える。僕の心は大いに揺れた。

−10万円がクロスカブ の魅力 !?

レジャーバイクとしての地位を確立したクロスカブ110

王道のスーパーカブは安い、軽いがメリット

 そしてもう1台の選択肢が、言わずと知れたスーパーカブ110である。日本国内ではビジネスバイクとして60年以上に渡って愛されてきたモデルの最新版だ。レッグシールドを装備したおなじみのスタイリングデザインは、実用的であるのと同時に、レジャーバイクとしての魅力にもあふれている、と僕は思っている。エンジンはクロスカブ110とまったく同じで、価格は28万500円。クロスカブよりさらに6万円も安い。ハンターカブと比較すると16万円もの価格差がある。なにより僕が着目したのは、99㎏と軽量で、3モデルの中ではもっとも車体がコンパクトだということ。これは大きなメリットだ。もちろんカスタムパーツも豊富に出回っている。

主な用途は旅。足まわりやスペックから考えてみる。

 数あるカブシリーズの中から最終的に、クロスカブ110かスーパーカブ110のどちらかを選ぶことにした。用途としては街中でのチョイ乗りとツーリングになるのだが、旅仕様にしたいというのが僕の望み。そうした観点からいえばクロスカブ110に分がある。元からアドベンチャーバイクらしさを身に着けているし、カスタムベースとしても良い素材だからだ。ツーリング専用に利用するならクロスカブ110の選択にまちがいはない。しかし僕には、スーパーカブ110の実用性も捨てがたい。このベストセラーバイクをベースにいろいろと手を加えて、自分の旅スタイルに合ったバイクに仕上げていく。なんかそっちのほうが楽しそうだ。


 リアキャリア(荷台)の大きさや形状はまったく同じだから、荷物の積載能力は変わらない。必要ならフロントキャリアを後付けすればいい。サスペンションストロークはクロスカブに比べて短いけれど、そもそもダートを走る機会が少ないし、走ったとしてもあくまでのんびりだ。なのでスーパーカブのサスペンション性能でまったく問題ない。タイヤに関してはいずれブロックタイヤに換装するつもりだ。


 スーパーカブ110とクロスカブ110をこうして比較してみると、僕の用途ではその装備にちがいに大きな差はないし、カスタムを前提としているのでスタイルの差異も気にならない。それで価格面では6万円ほどのアドバンテージがスーパーカブ110にはあるのだから、僕にとっては結局、スーパーカブ110がベストチョイスとなったのである。

オフテイストを持つクロスカブ110(写真は2018モデル)
スタンダードの良さがあるスーパーカブ110
独立したクロスカブの大型メーターは見やすい(写真は2018モデル)
ハンドルカバーに一体化されたスーパーカブのメーターはスッキリしている
ブーツカバーを装着したクロスカブのフロントフォーク(写真は2018モデル)
フロント、リアともに大きめのストローク量を持つクロスカブのサスペンション(写真は2018モデル)
テレスコピック式で動きがスムーズなスーパーカブのフロントフォーク
スーパーカブのリアサスのクッションユニットはカバードタイプとしている
クロスカブのリアキャリアはブラック塗装で精悍な印象(写真は2018モデル)
スーパーカブのリアキャリアは形状、大きさともクロスカブのものと同じ
クロスカブはヘッドライトガードを装備。LEDランプを採用(写真は2018モデル)
スーパーカブのヘッドライトもLEDを採用した丸型だ
99kgの車重と735mmの低シート高で取り回し性抜群なのがスーパーカブ110の特徴
最終的に購入することにしたのはスーパーカブ110となった

主要諸元/スーパーカブ110

通称名:スーパーカブ110


車名・型式:ホンダ・2BJ-JA44


全長×全幅×全高(mm)1,860×695×1,040


軸距(mm):1,205


最低地上高(mm)★:135


シート高(mm) ★:735


車両重量(kg):99


乗車定員(人):2


最小回転半径(m):1.9


エンジン型式・種類:JA10E・空冷 4ストローク OHC単気筒


総排気量(㎤):109


内径×行程(mm):50.0×55.6


圧縮比★:9.0


最高出力(kW[PS]/rpm):5.9[8.0]/7,500


最大トルクN・m[kgf・m]/rpm):8.5[0.87]/5,500


燃料消費率(※1)(km/L):


・国土交通省届出値…定地燃費値(※2)(km/h)…62.0(60)<2名乗車時>


・WMTCモード値★…(クラス)(※3)…67.0(クラス1)<1名乗車時>


燃料供給装置形式:電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)>


始動方式★:セルフ式(キック式併設)


点火装置形式★:フルトランジスタ式バッテリー点火


潤滑方式★:圧送飛沫併用式


燃料タンク容量(L):4.3


クラッチ形式★:湿式多板ダイヤフラムスプリング式


変速機形式:常時噛合式4段リターン(※4)


変速比:


 1速…2.615


 2速…1.555


 3速…1.136


 4速…0.916


減速比(1次★/2次):4.058/2.500


キャスター角(度)★/トレール量(mm)★26°30´/73


タイヤ:前…70/90-17M/C 38P、後…80/90-17M/C 44P


ブレーキ形式:前/後…機械式リーディング・トレーリング


懸架方式:前…テレスコピック式、後…スイングアーム式


フレーム形式:バックボーン
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