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移動オービスブーム(?)に早くも陰りが! 不要不急な移動オービスより、信号新設の方が大事です!?


戦後最大の危機と言われる「新型コロナ」騒動。そんな中でも警察は、怪しい測定機、移動オービスによる速度取り締まりをあちこちでこまめに続けている。が、なんと移動オービス増殖計画を推進していたはずの警察庁が、本来の導入目的を覆すような通達を発令、さらに新潟県では自民党県議連の活躍により、移動オービスの導入予算が実質的に否決されるなど、順調に増殖を続けていた移動オービスに思わぬ逆風が!

逆風その1 移動オービスの存在価値を、警察庁が自ら否定しちゃった件!

 この2月に、都道府県警察を始めとする全国の関連機関に「歩行者優先と正しい横断の徹底に向けた取組の強化について」という通達を発した、警察庁。主にゾーン30をなどの「生活道路」において高齢者と子供の命を守るために「歩行者優先」を徹底させる施策などが示されたものだが、その中の「交通安全施設等の設備等」という項目の「物理的デバイスの設置促進」において、見方によっては驚くべき内容が!




 いわゆる通行するクルマの走行速度を抑制するために、道路にバンプや狭さくを設置することを推進するというものだが、そうなると、当然、生活道路で威力を発揮する「移動オービス」が必要なくなるということに他ならない。なにしろ「移動オービス」導入当初、限定はしなかったものの、「主に生活道路での速度取り締まり」に活用するということになっていたにも関わらず、だ。




 そこで、思い当たるのが、最近、各都道府県警が、盛んに「生活道路」ではない高速道路や幹線道路での移動オービスによる取り締まりを実施しているということ。ドライバーから「生活道路で高齢者や子供を守るために導入したんじゃないの?」という疑問の声が挙げられているほど、もはや「生活道路用のオービス」ではなくなっているというわけだ。




 さらに、下記の、「逆風その2」にも記したように、警察庁の重点施策に、その警察庁を動かしている自民党の議員が反旗を翻しているところを見ても、どうやら、ここ数年で警察庁が、半ば強引に思惑どおりに進めてきた「移動オービス施策」に暗雲が垂れ込めてきたともいえそうだ。まさか、仲間割れ? 

逆風その2 新潟県警の移動オービス導入費用が、信号機代に化けた理由、とは?

 こいつは衝撃! この2月に移動オービス導入費用を、来年度(2020年度)予算に計上した新潟県警。そのまますんなり、新潟県警に移動オービスが配備されることになると思われたが、なな、なんと!  自民党の県議連が、その予算1,100万円を県内の信号機増設に回す修正予算案を県議会に提出し、3/19に、可決されたというのだ!




 その理由は、「新潟県民の信号機設置要望件数、149機に示された予算はたったの15機分。それにもかかわらず、1,100万円もかけて移動オービスを導入する効果には疑問を抱かざるを得ない。大体、普段の取り締まりを見ていると反則金目当てにやってるとしか思えない。その分を信号機新設に回した方が、よっぽど県民の交通安全に役立つのでは?」というもの。まさに、そのとおりだ。




 まっ、自民党のやることだから真意は定かではないが、近ごろ暴走気味の警察のやり方に一石を投じたということに間違いない。




 ま、これで移動オービスの導入が白紙に戻ったのかというと、それは定かではないが、いずれにしても新潟県警が、移動オービス導入に1歩遅れをとったことになる。一体、どうするんですかね?

正しい交通取り締まり情報は、こちら!
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