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モンキーだからこそ出来る、レプリカ・モンキーのカスタム伝 ♯5・ドゥカティMH900e


モンキーカスタムの醍醐味は、コンパクトな外観で、憧れの名車を再現できること。アイデアと工夫次第では、本物を超えるフォルムに仕上げることもできる。絶版後も高い人気を誇る、50ccモンキーをベースにした「ドゥカティMH900e」のレプリカカスタムをご紹介します♪


REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)


PHOTO●4MINIチャンプ5より(2003年発売)

'00年代を代表するモンキーカスタムのレジェンド「伽羅コレクション」の職人ワザが光る、FRPパーツを駆使した華麗なフォルムに注目!

こちらは「伽羅コレクション」が手掛けた、モンキー50をベースに、ホンダのMotoGPワークス「RC211V」を再現したストリート仕様のカスタム。完成度の高さやフォルムの美しさは、もはやアートの領域。詳細は写真をクリック!

 FRPパーツで見た目を大胆に変身させるのがモンキーをカスタムするうえでの常套手段だが、その技の細かさ&トコトン手間をかけるなど、2000年代に全国の4ミニカスムビルダー達の注目を浴びていたのが、「伽羅コレクション」だ。




 タンクやシートカウルの造形美はもちろん、「ホンモノを忠実に」ではなく、モンキーの可愛らしさを上手にアレンジしつつ、FRPの型を起こす……。この独創性を盛り込んだセンスと技術力は、まさにプロ中のプロの仕事。一級品であり、一流のセンスが伺えた。




 写真のモンキーカスタムは、ドゥカティの限定モデルの中で、もっとも注目を浴びたとも言える「MH900e」をイメージしたもの。空冷L型2気筒2バルブ904cc デスモドロミックエンジンを搭載した MH900eは、ボローニャショーにおいて「2000年1月1日に予約を開始。限定2000台」とアナウンス。ドゥカティによれば、初期ロット500台の予約は、わずか31分で終了したというほどの人気ぶりだった。




 この名車を見事に再現したモンキーカスタムは、一体型カウルセット、フロントフェンダー、ダミーオイルパン、ノーマル8インチ用ホイールカバーなどのFRPパーツに加え、2本出しマフラー、純正フロントフォークアウター加工、セパレートハンドル、スピードメーター、リアショック、スイングアーム、バックステップなどの専用パーツでカスタマイズ。




 上記パーツ(すべて廃版)は、2000年当時、セットで34万8000円にて発売。また、車両を含めたコンプリートは、56万円でリリースされていた。なお、発売当時、本物のMH900eを入手できなかったドゥカティフリークが、このモンキーカスタムの完成度の高さに驚愕。本物を諦め、このモンキーカスタムを購入したというのは有名なオハナシ。

フロントカウル、タンクカバー、シート、テールカウルは一体型となっている。

エンジン下にはダミーのオイルパン(FRP製)を装着。

こちらはホンモノの「ドゥカティMH900e(写真は2000年モデル)」

 「ドゥカティMH900e(写真は2000年モデル)は、マン島TTで優勝した「ドゥカティNCR900TT1」をイメージさせる、レトロな外観が特徴。当時の国内発売価格は約160万円だったが、現在の中古車市場の相場は200万円前後。プレミアが付き、高値で取り引きされている。

本物と同じく、後方2本出しマフラーを装備。

ノーマル8インチホイールに、キャストホイール風の専用カバーを装着。

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