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〈トヨタRAV4〉カー・オブ・ザ・イヤー受賞! オフロード性能を高めた五代目【ひと目でわかる最新SUVの魅力】


・月間登録台数 6681台 (19年5月〜19年10月平均値)


・現行型発表 19年4月


・WLTCモード燃費 21.4㎞/ℓ ※「HYBRID X」のFF車




REPORT●工藤 貴宏(KUDO Takahiro)


PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)/中野 幸次(NAKAMURA Koji)


MODEL●竹田 愛(TAKEDA Megumi)




※当記事は2019年11月発売の「2020年 国産&輸入SUV」に掲載されたものを転載したものです。

全長:4610㎜ 最小回転半径:5.5〜5.7m

全幅:1865㎜ 全高:1690㎜ ミラー・トゥ・ミラー:2155㎜
開口高:680㎜


RAV4といえばかつてはコンパクトな車体サイズだったが、3年半ぶりに日本に登場した新型はSUBARUフォレスターやマツダCX-5をライバルとする車格にアップ。フェンダー部など力強いデザインも人気の理由だ。

■主要諸元  Adventure


全長×全幅×全高(㎜) 4610×1865×1690


室内長×室内幅×室内高(㎜) 1890×1515×1230


ホイールベース(㎜) 2690


トレッド(㎜) 前/後 1595/1615


最低地上高(㎜) 200


車両重量(㎏) 1630


エンジン種類 直列4気筒DOHC


総排気量(㏄) 1986


最高出力(kW[㎰]/rpm) 126[171]/6000


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 207[21.1]/4800


燃料タンク容量(ℓ) 55(レギュラー)


トランスミッション形式 CVT


駆動方式 4WD


タイヤ・サイズ 235/55R19


最小回転半径(m) 5.7


WLTCモード燃費(㎞/ℓ) 15. 2


車両本体価格 319万5500円

先進安全装備

“Toyota Safety Sense”の衝突被害軽減ブレーキは水準が高く、自転車の横断にも対応。50㎞/hまでは停止車両に対して衝突を回避する可能性があり、歩行者や自転車に対しては自車が約10〜約80㎞/hの速度域で作動する。

撮影車両データ

ボディカラー:アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ


オプション装備:デジタルインナーミラー(4万4000円)/インテリジェントクリアランスソナー(2万8600円)/リヤクロストラフィックオートブレーキ+ブラインドスポットモニター(6万8200円)/特別塗装色(5万5000円)/他

ボディカラー

※1は3万3000円高。 ※2は5万5000円高。 ☆は「Adventure」専用色。 ★は「Adventure」に設定なし。

居住性

〈前席〉ステップ高:460㎜ 助手席シート高:720㎜
〈後席〉シート高:720㎜ ステップ高:460㎜


着座位置はSUVの標準的な高さで、大人であれば乗降時は姿勢変化がなくてスムーズ。サイドシル側面をドアが覆う形状とし、車体が汚れていても裾を汚しにくいのも美点だ。後席は広い開口幅で足の出し入れがしやすい。

インパネ

こだわりは、上質な雰囲気を壊さずに使いやすい収納スペースを用意したこと。ステッチ入りのソフトパッドを張るなど上質な仕上げとしつつ、助手席前、運転席右、そしてセンターコンソール最前部(シフトレバーの奥)に大きなオープントレーを備えて実用性を高めている。パーキングブレーキはホールド機能付きの電動式。

前席



トヨタが3タイプ用意しているシート形状のうち、「G」「X」系には「ベーシック」と呼ばれるタイプを採用。アクセルペダルはオルガン式だ。「Adventure」にはホールド性を高めた「スポーティ」を用意。

後席



ファミリーユースにも不満のない広さで、着座姿勢も良好。ただ、座面下にハイブリッドの走行用バッテリーを置く設計のためクッションのストローク量は少ない。背もたれは左右独立で角度を2段階調整できる。

ラゲッジルーム

〈通常時〉奥行き:1020㎜
〈後席格納時〉高さ:810㎜ 幅:995㎜ 奥行き:1930㎜


通常時で580ℓという容量はミディアムサイズのSUVの中でトップ。床は上下2段階調整式になっていて高低差は55㎜だ。写真は高くした状態。この状態でスーツケースなら68ℓサイズが2個と77ℓサイズが1個積める。後席格納は背もたれを倒すだけのワンアクションでOKだ。

うれしい装備

足の動きを合図に開閉できる電動開閉式テールゲートを「G“ZPackage”」に標準装備。実は、国内向けのトヨタブランドとしては初採用だ。

緊急時はボタンを押すだけで専用のオペレーションセンターにつながり、緊急車両の手配などをサポート。事故でエアバッグが展開すると自動的に作動する。

ハイブリッド4WD車にはダイヤル式のドライブモードセレクターが備わり、選んだモードによって色が変化する。

「G“Z Package”」にはカメラの映像をモニターに映すデジタルインナーミラーを標準装備。見える範囲が広い。

助手席の人がスマホを置くのに最適な、インパネオープントレー。底面に滑り止めの処理が施してあるのも親切だ。

「G」系の前席にはシートヒーターを標準採用。「Adventure」には表面から空気を吸い込んでムレを防ぐ機能も設定。

荷室壁面の右側にはポケットを用意。「X」系は板で仕切るが、「G」系と「Adventure」は写真のようにネット式だ。

オプションのサンルーフは、前後2枚のガラスで構成するタイプ(写真)とフロント部分だけの2タイプがある。

〈TOPICS〉プラグインハイブリッド仕様を発表!

ロサンゼルスショーにて世界初公開されたその名も「RAV4Prime」は2.5ℓ新HVシステムにより302㎰を発生。EV航続距離は約62㎞となる。日本でも2020年夏に発売予定だというから楽しみだ。

〈ENGINE〉ハイブリッド車はより力強い

エンジンの排気量はガソリン車が2.0ℓでハイブリッドは2.5ℓ。いずれも「ダイナミックフォース」と呼ぶトヨタの最新世代だ。後者はそこに高出力モーターが追加され、最大システム出力(エンジン+モーターによる算出値)は222㎰もあり、パワートレーンとしてはガソリン車よりも力強い。

バイヤーズガイド

G“Z Package”

Adventure

HYBRID G

都会派で悪路は走らないというならHVが災害時にも強くお薦め。しかし新型RAV4ならではの高い悪路走破性を生かしたアウトドアを満喫するなら「Adventure」だ。何しろRAV4のエクステリアデザインをカッコ良く見せるツートーンカラーが選べるのは「Adventure」だけ。モノトーンだと一気に地味になる。

FFが選べるのはベーシックグレードの「X」系だけで、他のグレードは4WDのみ。「G」系はタイヤが18インチに格上げされるほか、ヒーター付きの本革巻きステアリング、リヤクロストラフィックオートブレーキなどを標準装備する。

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