長〜い歴史を持つモンキーカスタム。これまで豊富なチューニングパーツが作られてきたが、その中には絶版となった今でも一部のコアなフリークたちに愛用、もしくはコレクションされているアイテムがある。ここでは'70年代に流行した、今では貴重な「超お宝系」のモンキー用パーツを装着したカスタムをご紹介しよう。

REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)

'70年代のモンキーカスタムを再現!オーナーのセンスが光る!貴重なお宝系アイテムで構成された超お宝モンキー

 ベースマシンは、1974年から1977年に生産されたZ50J。Z50Jは、オニギリ型の4Lタンクを装着した、カスタムベースとしても人気のモデルだ。



 「少年時代に見たモンキーを思い出し、当時の流行を取り入れながら再現してみた」という外観は、'70年代に発売されていた『FRP研究所』のカフェレーサー風シングルシート&テールカウルを装着。



 テールカウルや4Lタンクに施されたブルーのカラー&デザインは、’70年代後半に活躍した伝説の6輪F1マシン「ティレルP34」をイメージしたもの。



 フロントフェンダー、フロントフォーク、スイングアームは早矢仕製を採用。ホイールは前後とも、'70年代に発売されていた社外8インチ(メーカー不明)。JPR製ポイントカバー、CB400FOUR(輸出仕様)用タペットカバーなど、'70年代のモンキーカスタムに活用された、懐かしくて貴重なパーツが随所に盛り込まれている。

'70年代に人気だったパーツ群に注目!

 カフェレーサーをイメージした角張ったテールカウルは、ノーマルのテールランプをそのまま使用するタイプ。ウインカーは前後とも、当時のリード用を流用。

 '70年代にモンキー用パーツをリリースし、多くのユーザーに人気のあった「JRP」。写真はJRPから発売されていた、6Vモンキー用のポイントカバー。アルミ削り出しではないバックステップも、今となっては非常に懐かしい。

 ツヤ消しブラック塗装されたSP忠男製のメガホンマフラー。こちらも'70年代に発売されていたもの。

 '70年代に流行したロッキーミラー。このミラーの特徴は、ステー部(棒の部分)が非常に長いこと。写真のモンキーはハンドルではなく、フロントフォークのインナー部にミラーが固定されている。

'70年代に活躍した“6輪”のF1マシン「ティレルP34」とは?

Tyrrell P34(鈴鹿サーキットYoutube)

 フロントタイヤを四輪とした伝説の「ティレルP34」は、F1史上初の“6輪車”としても有名。ティレルが開発し、1976年と1977年に投入。現在では「ティレル」と表記するが、当時は「タイレル」と呼んでいた。



 同車は1976年(昭和51年)と1977年(昭和52年)、富士スピードウェイで開催されたF1日本GPにも参戦して話題となり、子供向けのアイテムが続々と商品化。ランボルギーニやフェラーリなど、スーパーカーブームの影響もあり、プラモデルやラジコンカーは大ヒットとなった。

伝説の「ティレルP34」は、今でも人気者!

「ティレルP34」は今でも人気が高く、各車からプラモデルやラジコンカーが発売。写真は「タミヤ」から発売中の本格派電動ラジコンカー『1/10 RC タイレルP34 1977 モナコGPスペシャル 塗装済みボディ』。サイズは全長430mm×全幅200mm×全高108mmの1/10スケール。価格は2万8,380円(税込)。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 今では超お宝!貴重なモンキーカスタムを探索 ♯2